イグアナ
トカゲの仲間ではたいへん大所帯のグループで、砂漠性のものから森林性のものまで、多種多様の種を含みます。南北アメリカ大陸を中心に遠く離れたフィジーやマダガスカルにも分布しています。フィジー島にいるのにオセアニアには存在しないのは、なんだか不思議な話しです。新大陸から流木にでも乗ってフィジー島に流れ着いた種がそこで繁栄したのでしょうか。あるいはかつてはオセアニアにもいたのに、アガマ科等との競合に破れて絶滅したのでしょうか。マダガスカル島にいてアフリカに存在しないのも不思議な話しです。
南米から海を隔てたガラパゴス諸島には、浜辺や海中で生活するウミイグアナがいますが、彼らは大陸から流れ着いた種族でしょうね。ウミガメやウミヘビ以外の爬虫類で、海洋生活者というのはウミイグアナくらいではないでしょうか。
生態および形態的にアガマ科の仲間によく似た種が多くいて、異なる地域の類似した気候風土への適応による収斂現象であると言われています。日本にはイグアナ科もアガマ科も基本的には生存しませんが、小笠原諸島に移入し定住しているグリーンアノールは小型のイグアナ科動物です。
体長わずか数センチの小型種もあれば、ペットとして有名になったグリーンイグアナのように全長でヒトに匹敵するようなものもいます。サイズ的にはオオトカゲ(モニター類)の大型種と同等ですね。
ひじょうに多くの種を含むイグアナ科ですが、筆者は数種類の小型種しか飼育経験がありません。飼育したイグアナ科動物で最大のものでチャクワラです。あまりすばしこい動物は世話が面倒なのでつい敬遠してしまいます。ハリトカゲやクビワトカゲは、見かけがあまりにも可愛いので思わず手を出してしまいましたが、飼育にはずいぶん難儀しました。
南米から海を隔てたガラパゴス諸島には、浜辺や海中で生活するウミイグアナがいますが、彼らは大陸から流れ着いた種族でしょうね。ウミガメやウミヘビ以外の爬虫類で、海洋生活者というのはウミイグアナくらいではないでしょうか。
生態および形態的にアガマ科の仲間によく似た種が多くいて、異なる地域の類似した気候風土への適応による収斂現象であると言われています。日本にはイグアナ科もアガマ科も基本的には生存しませんが、小笠原諸島に移入し定住しているグリーンアノールは小型のイグアナ科動物です。
体長わずか数センチの小型種もあれば、ペットとして有名になったグリーンイグアナのように全長でヒトに匹敵するようなものもいます。サイズ的にはオオトカゲ(モニター類)の大型種と同等ですね。
ひじょうに多くの種を含むイグアナ科ですが、筆者は数種類の小型種しか飼育経験がありません。飼育したイグアナ科動物で最大のものでチャクワラです。あまりすばしこい動物は世話が面倒なのでつい敬遠してしまいます。ハリトカゲやクビワトカゲは、見かけがあまりにも可愛いので思わず手を出してしまいましたが、飼育にはずいぶん難儀しました。