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小さな生き物たちに学ぶ

 子供の頃から生き物が大好きでしたね、皆さんもそうでしょ? だから今でもいろいろ飼ってますよ。まぁ、誰でも飼ってるような普通のありふれた動物なんですけどね。ヘビとかトカゲとか、ムカデとか、シミとか。
 人の進化について興味があって、あれこれ学術書などをひもとく内にですね、専門用語の応酬にげんなりしてしまって。だってあたしゃ無学な人だし。だったらいっそのこと大自然様に直接学ぶがよろしかろうとて、あれこれ飼い始めたわけさ。進化の古いものから順にね。軟体動物約20種、昆虫類約150種、魚類約120種、爬虫類約110種、その他もろもろ合わせて約490種とか飼って来ましたよ。
 今の時代、今の日本はいいですね、なかなか珍しげな動物がショップやネットで入手できて。勉強になりましたね、おかげさまで。彼らと向き合う内に、進化のしくみだとか、ヒトの自然界における立ち位置だとか、人間社会の本質とだか、学術書よりもよく解りましたよ。弱肉強食やら食物連鎖の概念が人間様にどう誤解されているかとかも。
 筆者はけっして良い飼育係じゃありませんでした。ペットという言葉は大嫌いで、飼育対象を愛玩動物や家族や友と見なすことはなかった。動物を飼うというより、飼育環境を飼うって感じでした。いわゆる監禁飼育ですね。より理想的な飼育環境をより効率的に管理する、それに専念するだけで、その中に生き物を閉じ込めて、餌や飲み水を供給し、あとは勝手に生きて勝手に繁殖してくれって感じでした。
 それでもちゃんと彼らに敬意は払ってたんですよ。彼らの生態の驚異に感動の連続でした。
 彼らとの長い付き合いの中で学んだことは、ずばり人間社会の壮絶なウソでした。人は競争社会の中で、他人を差別したり他人より優位に立つために争ったり、それを当然のことのように受け入れてますよね。それを自然界における生存競争になぞらえて、争うことが生き物としての宿命みたいなことを言いますよね。
 でも、数々の飼育動物たちが筆者に教えてくれたことは、まったくちがっていました。生存競争も弱肉強食も適者生存も、みんなウソでした。人は他を退けて生存競争を勝ち抜き、食物連鎖のピラミッドの頂点に立ったわけじゃなかった。
 んじゃ、いったい我らのご先祖様がいかような所業をお積みなさり人類に進化されたのか、そして人類たる我々はこれからどうしさらすべきなのか、それを可愛い生き物たちと一緒に見つめてまいりましょうじゃありませんか。
 腐敗混濁の世にも、まだまだでっかい希望がありますって。
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