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ムラサキオカヤドカリ

2014/10/10


 2005年に沖縄からのいただきもののオカヤドカリの中に1頭だけ本種が紛れ込んでいました。ムラサキオカヤドカリはオカヤドカリよりも大きくなる傾向があるのでしょうか。筆者が幼少の頃には夜店やショップでよく売られており、大きなムラサキオカヤドカリを目にした記憶があります。今回も入手したヤドカリたちの中で本種がいちばん大きかったです。



 彼が使用している貝殻はすでに小さくなっており、体を半分も隠すことができません。今すぐにでも新しい住まいを必要とする状態でした。いろんなサイズの貝殻も一緒に送ってもらったので、適当なサイズのものを新居用に飼育ケースに入れてやることにしました。



 子供の頃に、一度だけ目の前で宿換えするところを見たことがあります。前肢のハサミで見つけた貝殻を品定めし、サイズが適当であると判断すると、一瞬で宿換えしてしまいます。尻尾を古い殻から抜くと、クルリと向きを換えて新しい貝殻に収まります。じつにあっけない引っ越しです。
 今回も引っ越しの瞬間を観察しようと、タッパーに大きな貝と一緒に入れて睨んでいたのですが、けっきょく新居はお気に召さないようでした。



 ヤドカリ君が新居として選んだのは、上の写真左側の小さい方の貝殻でした。自分に合ったサイズのものをきちんと選択できるんですね。



 新居の居心地はいかがでしょう。これでもじゃっかん小さめな気もしますが。ある記述で本種は小さめかあるいは小さすぎる貝殻を好む傾向にあるというのを読んだことがありますが、将来性を考えて大きめの貝殻に住もうという考えはないようですね。



 本種もオカヤドカリも、南国の生き物で、冬場は加温してやる必要があります。
 ムラサキオカヤドカリは、日本固有種とも言われ、海外に愛好家が多いようです。紫色の濃厚で鮮やかな個体は、かなり高価になるとか。
 食性は雑食ですが、やや菜食寄りだと言われています。飼育下ではキュウリやナスといった野菜を中心に、種々のペットフードをいろいろ試してみると良いでしょう。

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