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ジャイアントゲッコー

2014/10/10


 ニューカレドニア本島、イルテバンと周辺の島々に生息する、ひじょうに大きな樹上性ヤモリです。オセアニアのイシヤモリ亜科の仲間としては最大で、ヤモリ亜科の動物と比較しても、本種を全長で越えるのはトッケイヤモリくらいでしょう。本種は頭胴長が大きく体重もあるので、実質的にはトッケイよりも大きな、ヤモリ最大種ではないでしょうか。大きなものでは全長40cm/頭胴長33cmていどにも成長するそうです。強い雑食性を示し、昆虫や他のヤモリを捕食するほか、植物食傾向も強く、果物なども大好きです。飼育下では昆虫やマウスを与えるほか、果物類や昆虫ゼリーを与えます。別名ツギオミカドヤモリ。



 2005年に飼っていました。性格はかなり気まぐれで、ハンドリングできることもあれば、逃げ出したり猛然と攻撃してきたりすることもあります。人の手から餌を食べるていどに慣れるのにはそれほど時間がかかりませんが、ハンドリングにはかなり苦戦します。



 恐竜っぽい顔だと思いません? 基本的に夜行性で、明るいところでは瞳孔が閉じていますが、昼間でも人の手から採餌するようにはなってくれます。



 体重のある体を支える4肢はしっかりしており、皮膚がだぶついています。尻尾は短くて可愛らしいです。



 肢の指は吸盤構造になっているうえ、かなり鋭い爪が付いています。



 ケージのガラス面もこの通り。登ることに冠しては無敵です。



 昆虫ゼリーを食べているところ。虫や果実とちがってゼリーはペロペロ舐めて食べます。他の様々な樹上性ヤモリもそうですが、昆虫ゼリーはかじるものではないというのがヤモリ界の常識なんですかね。



 マウスに対する嗜好性はそれほどでもありません。気が向かないと与えようとしてもそっぽを向きます。マウスは常食させるよりも、生き虫を基本に、時々与えるというのが良いと思われます。



 可愛い後ろ姿。フカフカした手触りは極めて哺乳動物的で、ウサギやマウスが大好きな人なら、きっと好きになると思います。ただ、ベタ慣れにするのは容易なことではありません。



 地表でリラックスしているところ。地表で寝っころがることはあまりありませんが、飼育環境にすっかり慣れると、こんな姿もたまに見かけます。
 本種を多数扱っているショップの方の話しでは、人への馴化はかなり個体差があるそうです。早々に慣れて自在にハンドリングできる子もいれば、長く飼っていても慣れてくれず噛みついてくる子もいるようです。
 筆者は、2回ほど飼育を手がけたのですが、いずれも1〜2年で死なせています。本種を健康的に長生きさせるコツが知りたいです。

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