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クリームシクルの卵死去

2013/09/10


 クリームシクルの卵が、産卵から70日を迎えました。ここに至って異変が起こりました。これまで順調に見えていた卵たちが色が悪くなり寄生ハチの幼虫がわいていたのです。ひじょうに小さな寄生ハチは、クリームシクルの卵を管理しているケースのわずかな通気孔から侵入し、卵を産みつけます。爬虫類の卵は生きているうちは、ダニや寄生ハチを寄せつけません。巧妙な免疫システムのようなものがあるようです。そして死去するやいなや、免疫力は失われ、寄生性の虫やカビの害に見舞われます。
 前回60日経過の記事を記述しましたが、そのあと間もなく卵たちは死去したようです。死んだ卵の中に幼蛇の死骸は見つかりませんでした。つまり全て無精卵だったというわけです。無精卵であてもこうして2ヶ月ばかり常温で生き長らえるということですね。
 今回、クリームシクルのメスは初産だったわけですが、受精は成功しなかったようです。これまでコーンスネークの繁殖ではあまり失敗がなかったので、ペアであると信じて飼育していた個体の雌雄同定をもう一度きちんとやる必要がありそうです。
 ただ、筆者の経験では、単独飼育のメスが産卵に至ることはほとんどありませんでしたので、やっぱ雌雄のペアだったのかなぁ、なんて首をかしげる次第です。ヘビのメスがお腹に卵を宿すメカニズムはどうなっているのでしょう。昆虫などの場合は、成熟したメスは速やかに卵を孕み、オスとであって受精卵を生成するみたいですが、爬虫類はどうなのでしょう。調べてみる必要がありそうですね。
 ちなみに、知人からの預かりもののヒョウモントカゲモドキのメスは、単独飼育で春を迎えもう秋ですが、産卵に到りませんしお腹に卵を抱えた様子もありません。爬虫類ではオスがいないと妊娠しないのでしょうか。
 とにかく、コーンスネークの繁殖は久しぶりだったうえにクリームシクルというブランドの子供を楽しみにしていただけにひじょうに残念です。また来年度に挑戦です。


 ↑ 70日近く腐敗せずにいたのに、死去してしぼんでしまった。中に幼蛇の死骸はなかった。

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