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ヒバカリ

2014/10/10


 本州〜四国、九州に生息する基亜種の他に、男女群島の男島に生息する亜種ダンジョヒバカリ(A v.danjyoense)があります。全長40〜60cmとひじょうに小さなヘビで、暗褐色の暗い色彩をしています。性格はひじょうに温和で、野生で捕まえたものを普通にハンドリングできるほどです。低山地の森林や水辺等の多湿の環境を好み、小さなカエルやオタマジャクシ、小魚、ミミズなどを捕食するようです。



 咬まれるとその日ばかりで死ぬ猛毒の持ち主であるというのが和名の由来だそうですが、実はまったくの無毒。いったいどうしたことで、誤った情報が広がったのでしょう。攻撃的なヘビならまだしもたいへん温厚で扱いやすく、人に危害を加えるイメージはまったくないのですが。



 これは2004年にある方から譲り受けた個体ですが、赤みの強い珍しい変異型で、レッドフェイズと呼ばれているそうです。ヒバカリごときにも品種があるんだ、びっくりです。そういえば筆者が北摂の山でしばしば目にした野生個体はもっと黒っぽかったような気がします。ネットで検索すると、茶色いものや、灰色っぽいものなど、様々ないろあいの個体がいるようです。



 飼育下でマウスに慣れさせるのは極めて難しいそうです。でも、筆者はカンムリキリサキヘビをマウスに餌づけできたことがあるので、挑戦してみました。……ダメでした。
 冷凍川魚をストックしておき、解凍して与えていました。これにも最初はなかなか餌づかず、強制給餌も試みましたけどね。
 飲み水を入れた容器にメダカを泳がせておくと、食べることがありました。



 上の写真、体の後半に淡い赤いラインが走っているのが判ると思いますが、これがレッドフェイズの特徴です。
 この子は半年ほど飼って、けっきょく欲しい人に譲ってしまいました。もっと簡単に飼えるヘビだと思っていたのですが。やっぱマウスに餌づいてくれるヘビがいいですね。

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