1_萌萌虫雑記帳.png

ソノラオオムカデ

2014/10/17


 2002年8月。20cm近くもあるムカデを見るのは初めてなので、その迫力にびっくりしました。コモンネームは不明のオオムカデで、送っていただいたペポニさんからは、ソノラ砂漠に棲むオオムカデという説明を受けました。ムカデの仲間は、ムカデ目とオオムカデ目に大別されるようですが、ムカデ目の仲間というのは、考えてみると見たことがないです。うちの家の周りや時には家の中にまで上がり込んでくるトビズムカデもオオムカデ目ですし。



 水を飲んでいます。素焼きのシェルターで丈夫に水を貯めることによってシェルター内を保湿できるたいぷのものなのですが、それを飲み水として利用することを覚えたようです。



 頭部腹面のクローズアップ。鋭くとがった大腮は、獲物を突き刺してホールドするのに適しています。獰猛な捕食者として発達した器官ですね。



 写真では黒っぽく見えますが、胴部は濃い緑色で、黄色い肢とのコントラストが綺麗です。



 変な写真ですが、物差しの目盛りの部分を切り貼りして、ムカデのおよそのサイズの参照としました。



 ジャンボミルワームを捕獲したところ。多くのムカデは、獲物をたくさんの肢でしっかりとホールドして噛みついて毒を注入し、それからバリバリとむさぼるのですが、このムカデはジャンボミルワームていどの獲物は押さえ込む必要もないといった感じで、捕獲するなりそのまま頭から食べ始めました。



 砂漠性のムカデなので、乾燥にも強く頑健でしたが、彼にも天敵がいました。大量発生して体にびっしりと付着したダニは、ムカデを急速に弱らせてゆきました。
 ダニの撃退には、木炭がかなり有効です。ダニ防止用に細かく砕いた木炭も市販されており、それを昆虫マットなどにブレンドして使用すると良いです。2002年当時はダニ対策についてほとんど知識がなく、イヌネコ用の薬を買ってきて薄めて塗ったり、いろいろ苦戦しました。

 オオムカデはたいへん獰猛な虫で、刺激すると飛びついてくることさえありますが、刺激しないようにそっと扱うと案外おとなしくしています。オオムカデに噛まれる被害は、プラケースのフタの裏に張りついているのを確認せずに触ってしまうといった不注意によることが多いと思われます。そこそこ高さのなるケージでも天井のフタまで登ってしまうことがありますし、フタを食い破るようなこともあります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM