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アオズムカデ

2014/10/22


 ムカデの仲間については、昆虫類ほど研究が進んでいないのか、昆虫ほど人気がないからか、文献がひじょうに少ないように思います。その少ない文献の1つによると、南西諸島に分布するオオムカデの亜種の1つで、本州で見られるものに、山岳部に多いトビズムカデと、平野部にも分布を拡げているアオズムカデがいる、とのことです。別項で紹介したトビズムカデとは亜種の間柄というわけです。亜種の中でアオズムカデは、もっとも小さく体長は10cmそこそこ程度、また頭部がトビズムカデよりも赤みが弱く、胴部と同じようなくすんだ緑色のものも多いようです。



 2005年の秋から翌年の春まで飼っていたと記憶しています。冬場は加温せず、冬眠させていました。上の写真は黒っぽくて判りづらいですが、マットに木炭を細かくしたものを混ぜて使用しているので、黒いマットの上だとこんなふうに写ってしまいます。ダニ除け効果が期待できますが、木炭マットの上での虫の撮影はダメですね。



 本亜種がアオズと呼ばれるのは、この青みのある頭部を差していますが、実際には頭部に青みのある個体は多くないように思います。なかにはトビズほどではないものの赤みがあるものもいますし、トビズの赤みの少ないものと、本亜種の赤みのあるものとでは、見分けが付かないほどです。



 頭部に赤みがある個体です。トビズムカデとの区別がつきにくいです。
 筆者の飼育下での観察では、トビズムカデであっても小さな幼体の内は頭部に赤みがなく、頭部も胴部もくすんだ緑色をしています。アオズについては繁殖させたことがないので分かりませんが、おそらく同じような感じで、両者の幼体を見分けるのはいっそう困難であると思われます。

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