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デザートブラックヘッドセンチピード

2014/10/22


 アリゾナの砂漠地帯に棲息するオオムカデです。似たような形態のものが多い中で、本種はかなり個性的なルックスをしています。胴部はやや細身で赤茶色をしており、肢は黄色、頭部と尾部がまっ黒です。頭部の触角と尾端の尾脚が大きく、一見すると頭部と尻尾の区別がつきません。
 最大で22cm程度になるそうですが、詳しいことは良く分かっていないようです。2002年に飼育していました。



 尾部と頭部がよく似ていて見分けがつけにくいという特徴は、ムカデの仲間に共通した特徴ですが、本種ではその特徴がさらに顕著です。他の動物でも、たとえばマツカサトカゲやマツカサヤモリ、ある種のガの幼虫等にも、同じような特徴が見られますが、このメリットというのは、よく言われるような尾を頭と間違えて攻撃され、頭を守るということなのでしょうか、本当に。尾を自切する習性のあるトカゲやヤモリは、尾を犠牲にして身を守るわけですが、ムカデの場合は、尾を負傷してもダメージは小さくないと思われますが。頭部をやられるよりはましだから、尾と頭を同じにしておけば頭を攻撃される確率が半分に減るというのは、充分なメリットなのでしょうか。



 本種は最大で22cmていどにまで成長するそうです。まだまだ大きくなりそうですね。



 ある時、ムカデの体内から多数の小さな幼虫が出てきました。寄生性のハチか何かに卵を産みつけられていたようです。体内から侵食され、ムカデが死去すると一斉に体外へ出てきたようです。
 ダニやヤドリバチの寄生、水涸れと、ムカデの敵は多く、長期飼育が意外とむずかしい仲間です。

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