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コカマキリ4

2015/02/10


 かなり都会化が進んだところでも普通に見られるカマキリと言われていますが、筆者の経験ではチョウセンカマキリやオオカマキリと比べると平地よりも低山地に多いような気がします。子供の頃は学校の遠足や家族でハイキングに出かけた時によく見かけました。現在は山岳地に住んでいるおかげで、本種が庭で繁殖しています。
 以下の写真は2005年10月に2ペアを飼育していた時のものです。



 樹上や丈のある草の上よりも地表近くを歩き回ってコオロギなどを捕食することが多く、見つけやすい虫です。



 カマ状の前肢の腿節の内側に黒とピンクと白の模様があるのが特徴です。たいへんオシャレです。



 頭部のズームアップ。可愛いですね。でもけっこう獰猛で貪食です。



 コオロギを捕食中のメス。



 1頭のメスが2〜3個の卵嚢を産みました。飼育ケースのフタに産みつけられた卵嚢をそのままにしておくと、餌用コオロギがこれをむさぼってしまいました。上の卵嚢は被害が少ないですが、下のものはほとんど食べ尽くされてしまいました。餌コ恐るべし。



 飼育ケースの中では、2頭のメスともことごとくフタの裏側に産卵しました。足場が安定していて産みやすいのでしょうか。



 これは、たいへん珍しい緑色型のコカマキリです。これまで筆者が出会ったのこれ1頭のみです。メスです。


 コカマキリの特徴である前肢腿節内側の模様ですが、緑色型ではピンクの部分が消失しています。
 このちがいと、前胸が緑色型の方がやや長く見えることから、これを異種のモリカマキリとする考え方もあります。コカマキリには茶色い個体しかいなくて、緑色型はモリカマキリなのでしょうか。



 産卵しました。中央が膨らんだ丸みのある卵嚢も、コカマキリのそれとは差異が感じられます。やはり別の種類なのでしょうか。せっかく産んだ卵はけっきょく孵化に至りませんでした。モリカマキリがコカマキリの緑色個体なのだとしたら、この卵から茶色の通常コカマキリも孵化していたかもしれなかったのですが。

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