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マメクワガタ

2015/03/02


 体長10mmていどのひじょうに小さなクワガタです。前胸が大きくゴミムシのような形態をしています。肉食性が強く成虫はしばしば他の虫を捕食します。朽木に産卵し約半年で羽化した成虫はそのまま朽木の中で暮らし、越冬して翌年繁殖に加わるといわれています。本種同士は集団で暮らすことが多く、朽木の中に坑道を作っています。分布範囲は広くなく採集は容易ではないようです。分布は本州(山口県、紀伊半島南部沿岸部)、四国(南部沿岸部)、九州、対馬、神津島、御蔵島、三宅島、五島列島ほか沿岸部の島嶼、南西諸島。



 愛知県の本種をブリードしている方から譲り受けました。九州の離島で採集し、累代飼育しているそうです。



 近縁種にチビクワガタがいますが、肉眼では本種との差異が極めて判りにくいものの、デジカメで拡大すると、本種の方は前胸の点刻が多く、これが少ないチビクワガタとの差異が明らかです。



 飼育環境としては、クワガタの産卵セットと同様のものを仕立てました。加水したナラ材の朽木を朽木のマットに埋め込んだものです。



 地表には、動物質の多いキャットフードと昆虫ゼリーを置いておきます。キャットフードはかびないように皿に入れておきますが、深いサラダとマメクワガタが入れないのでダメです。



 餌皿に入れてやったマメクワガタが、キャットフードに食いついています。しかしながら、彼らは基本的には朽木やマットの中に穿孔してしまい、採餌のために地表に上がってくることはほとんどありませんでした。あえてキャットフードを食べなくても、朽木を食べているだけでも充分なのかも知れません。
 あまり長期間の飼育は実現しませんでした。繁殖に至らずに死滅してしまいました。


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