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サンフランシスコガータースネーク

2015/03/22


 ガータースネークは、北米大陸に広く分布する小型のヘビで、90〜140cmになります。本種を含む Thamnophis 属の仲間には28種類ばかりがいると言われていますが、その中でも比較的大型のものをガータースネーク、小型のものはリボンスネークと言うそうです。飼育下での寿命はせいぜい10年程度で、あまり長生きのヘビではありません。



 サンフランシスコガータースネークは、マニアの間ではひじょうに有名なヘビです。コモンガータースネークの亜種の1つで、サンフランシスコ近郊のごく限られた場所に生息するたいへん貴重な亜種です。
 ひじょうに有名ではありますが、知られるようになったのは比較的最近で、2001年の鉄道工事の現場で発見され、調査のために工事が中断されたというエピソードもよく知られています。



 ガータースネークの仲間は、カエルやナメクジ、小魚などを餌にしていますが、飼育下ではピンクマウスに餌付かせるのはそれほど難しくありません。ヨーロッパCBが主に流通していて、年々その量は増えているようで、最近はそれほど高価なヘビではなくなりました。CBであれば飼育下での繁殖もそれほど難しくはないと思われます。



 幸運にもペアを入手できたので、繁殖を狙いたいところだったのですが、メスが充分に成長してからペアリングさせようと2年近く個別飼育しているうちに、メスの方が原因不明の死を遂げてしまいました。



 複数飼育が可能だそうですから、充分に成長させて健康状態の良好なメスをオスと同居させれば、繁殖も夢ではないと思います。繁殖させようとする前年の冬から冬眠させると、春の繁殖がいっそう確実になると思われます。繁殖させない場合は、冬場も加温して給餌を続ける方が安全です。
 胎生種で、メスは直接幼蛇を産み落とします。
 小型で、しかもひじょうに俊敏なヘビなので、給餌や水変え時には充分な注意が必要です。飼育環境と飼育者に馴れると、人の手からマウスを直接食べるようになりますが、慣れてからでも俊敏さとハンドリングを拒む性格は改善されないので、なかなか扱いにくいヘビです。

 とにかく目が覚めるような美しさのヘビです。生息地では数が激減していて、厳重に保護されており、入手できるのはCBのみです。

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