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ヤマトデオキノコムシ

2015/04/05


 とりあえず、うちの敷地内に飛んできた今年一番乗りの甲虫です。全長7mmていど。よく見かける一般的なテントウムシやハムシくらいの大きさです。テントウムシよりやせていて、ハムシほどは厚みがないので、少し小さく見えます。



 とりあえず、捕獲しました。大人の虫かごに入れるとさっそくティッシュに染み込ませた水を飲んでいました。
 初めて見る虫です、たぶん。形状や翅鞘の模様からキノコムシの仲間あたりと踏んだのですが、ヤマトデオキノコムシというのがヒットしました。



 ひじょうにすばしこいです。これでは写真が撮れないので催眠術をかけることにしました。指でつまんで、もがくのをあきらめるのを待ち、そっと指を開きます。おとなしくしているうちに、いろんな角度から写真を撮ります。



 近縁種に、エグリデオキノコムシ、ヘリアカデオキノコムシ、タケムラデオキノコムシ、ヒメデオキノコムシなどがいるようです。いずれも翅鞘に黄褐色の4紋を持ち、よく似ています。
 デオキノコムシの仲間はほかにも何種類かいるようで、情報によってはデオキノコムシ科とする記述やハネカクシ科デオキノコムシ亜科とする記述などさまざまでした。キノコムシという名前で形状もキノコムシの仲間によく似ていますが、キノコムシ科の仲間とは別系統みたいですね。デオとは、出尾すなわち尾端が翅鞘から後方に出っ張っていることを意味しています。



 食性も朽木やキノコと、キノコムシ類に似ています。似たようなところに似たような姿で生息している紛らわしい虫です。うちの敷地はキノコが生えたり朽木が転がっていたりするような環境ではありませんから、おそらくクワガタムシの飼育に使用した朽木の中に紛れ込んでいたのでしょうね。
 そう言えば、越冬を終えたクワガタムシたちは、もう採餌していますよ。これからまた忙しい季節になります。

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