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コブシハバチ3

2015/06/03


 幼虫たちが潜り込んだ土を掘り返してみることにしました。そろそろ蛹化している時期ではと思いまして。



 蛹室らしきものを掘り当てましたよ。でもカナブンやハナムグリのもののように頑丈なものではないです。



 中には前蛹がいました。体がまっすぐ棒状になっています。



 これは幼虫の死骸でしょうか。地中で死んでいるにしては形がきれいでしかも固くしっかりしています。調べてみますと、本種の蛹は囲蛹とのこと。
 昆虫の蛹には、裸蛹、被蛹、囲蛹がありまして、裸蛹は甲虫類のように6肢や翅が露出的です。被蛹は体のパーツが胴体と一体化しており、チョウやガの蛹がこれです。囲蛹は脱皮せずに幼虫の外皮の中でそのまま蛹化するもので、ハエの蛹などがこれですね。
 囲蛹は外皮が2重になっているので防御力が強くていいですね。その分羽化の際には2重の殻を破らねばなりませんが。本種に関しては飼育や生態の記述がなかなか見つからず、現在筆者が得ている情報では年1化性とのこと。この時期に蛹化して年1化というのはなんだか納得できないのですが、そうなると夏〜冬の間ずっと蛹で休眠していて春に羽化するという可能性もあるわけで、羽化に至るまでの飼育は長期戦になります。果たしてどうなりますか……。

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