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リュウキュウツヤハナムグリ

2015/06/14


 ネットオークション等でよく見かける中型のハナムグリです。シロテンハナムグリと同属だと思います。沖縄地方の特産品かと思っていましたが、本州を徐々に北上し、今や東京でも野生化しているそうです。それを地球温暖化のせいだとか説明している記述もよく見ます。否定はしませんが、そうなのかなぁ。温暖化しても関東の紀行じゃ熱帯の動物は生きられないですよね。
 でも、筆者はこの冬、ヒラタクワガタの南方亜種を常温で越冬させ、蛹化にまで導いています。うちのような雪が舞う山岳地でも、五島列島や徳之島のクワガタムシが幼虫成虫共に越冬できるのです。昆虫のメカニズムはすごいです。



 シロテンハナムグリのような点刻がないスベスベの体で、光沢がひじょうに強いです。色合いにはかなり個体差が見られますが、見る角度によっても色がちがって見えます。



 腹面もシロテンハナムグリ等には見られない独特の色合いがあります。



 東京で採集したものを送っていただいたのですが、1頭が輸送中に死去し、食われていました。メスが同種の死骸を食べるのはカナブンたちと同じですね。ええ? ご存じない。ま、そういう記述はあまり見かけませんが、筆者は自分でそれを観察しています。



 飼育セットは、平凡なハナムグシ飼育環境です。カブトムシ用の発酵の進んだ黒い昆虫マットを用い、繁殖を目指します。
 そういえば関西でこの虫が野生化しているという情報は聞かないですね、筆者が知らないだけかもですが。関東の野生個体は、誰かが放虫したものの可能性が高いと思われます。

コメント
東京のリュウキュウツヤハナムグリは大井野鳥公園あたりのものでしょうか?あの近隣にはたくさんいますが目黒区あたりでもとれていますがさほど分布を広げていないようです。八丈島の個体群と同じ奄美大島亜種なので野鳥公園の植栽に紛れ込んで入った可能性が高いと思います。
  • P.kawadai
  • 2016/11/13 9:06 PM
P.kawadai様。
貴重なご意見ありがとうございます。
入手したリュウキュウツヤハナムグリの詳しい採集地については承知しておりません。また、関東での生息状況についても筆者は把握できていません。

植栽に紛れ込んで関東にやって来たということですが、植物に虫がくっついてくる例は少なくないですよね。
おっしゃるとおり在来種を圧倒して生息範囲を拡大するようなことは今のところなさそうですね。
  • 筆者
  • 2016/11/13 10:26 PM
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