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馴化

2015/06/18


 飼育中のアオダイショウも早いものでもうすぐ2年です。うちへ来るそうそう産卵して子供が生まれて、子供たちは里子に出しましたが、この母親だけはずっとうちにいます。成蛇になるまで野生育ちで、カエルやらトカゲやらを食して大きくなったわけですが、うちで飼育を始めて間もなくマウスにも慣れ、冬場の加温も問題なく過ごしてきました。
 野生採集個体なので年齢は判りませんが、それほど老成しているようではありません。産卵数も多くなかったことから、初産か2度目くらいの産卵だったと思います。生まれてから少なくとも2〜3回以上は越冬を経験しているはずです。
 うちへ来てからは順調にマウスを食べ、2度の冬は温室で加温状態で過ごし、冬の間も採餌しておりました。
 野生採集個体の場合、寄生虫がひじょうに心配なのですが、2年近く問題もなく痩せてしまうようなこともなかったので、今後も大丈夫かと思われます。
 日本のシマヘビやヒバカリ、シロマダラといったヘビもとくに駆虫処理をしなくても野生個体を問題なく飼えました、筆者の経験では。沖縄地方のヒャンはダメでしたけど。
 外国産の野生個体の場合は、飼育中に寄生虫によるダメージで体調を崩し、悪くると死んでしまうケースが何件かありました。



 飼育環境にはすっかり馴化したアオダイショウですが、人にはなかなか慣れてくれないですね。大きな原因は筆者がヘビと接する機会と時間が少ないことだと思います。それでも、最近はメンテナンスの時でも緊張したり逃げ惑ったりということはなくなりました。



 与えたマウスに食いつこうとしているところです。今では与えるとすぐに反応します。給餌のペースは10日毎ていどです。



 絞めているところ。死骸であっても一応絞めます。多くのヘビがみんなこんな感じですね。絞めないのはセイブシシバナヘビと、トランスペコスラットスネークくらいでしょうか。
 普段はたいていケージの奥の方にいますが、たまに人の気配がすると手前までやって来ることがあります。そのタイミングで餌を与えていれば、人の手から採餌することを覚えていたかもしれません。
 小鳥類はヒナから育てないと、おとなから飼い始めて手乗りにするのは不可能と言われていますが、爬虫類の場合は、成体から飼い始めてもハンドリングができるほど慣れてくれるものが少なくありません。アオダイショウは知能の高いヘビだと言われています。これから飼育者に慣れるようになる可能性は少なくないと思います。



 水浴中。ケージのフタを開けて写真を撮っても逃げませんでした。(後日追加写真)

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