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ベニカミキリ

2013/10/13


 綺麗な赤いカミキリムシです。平地ではそれほど見かけませんが、少し山岳部になるとよく見かける虫です。その名の通り紅色をしてます。前胸部には5つの黒紋がありますが、この形状には個体差があるようです。紋同士がつながっているようなものも少なくありません。
 体長は15mmていどです。このサイズのカミキリムシは花に集まるものが多いですね。その例に漏れず本種も花の蜜を吸いに花から花へと飛び回ります。昼行性で活発な虫で、人家にも飛んできます。人家等で見つかる個体数は多くないですが、彼らが好む植物の棲息地ではそこそこの群れを観ることができるかもです。筆者は見たことないですが。



 このくらいのサイズの虫を、カミキリムシとすぐに認識できる人はかなりの昆虫マニアです。同サイズに多く体型もよく似ている虫に、カミキリモドキがいますが、これも花に集まる虫です。ツマグロカミキリモドキなんかは都会化が進んだところでもよく見られ、筆者も子供の頃はよくこいつと遊びました。
 大阪では、ツマグロカミキリモドキを戦争虫とか兵隊虫とか呼称し、発見すると肘のところに挟んで勝負しました。これのどこが勝負なのか判りませんが、あわれなカミキリモドキはたいていつぶされて死んでしまいます。中には生還するケースもあり、さらには子供たちの肘の部分に痛みとミミズ腫れを残すという戦果をあげます。こうなるとカミキリモドキの勝ちですね。
 なんだかくだらないうえに、カミキリモドキにとっては迷惑な遊びですが、多くのカミキリモドキは少々毒性のある体液を分泌します。それゆえにこの虫を駆除する場合もあるのですが、ベニカミキリていどのサイズの虫だと、大きさと形状からカミキリモドキの濡れ衣を着せられそうです。カミキリモドキは、カミキリムシよりもかなり体が柔らかく、触角も糸状で貧弱です。小さくても節くれだった立派な触角を持つ虫はカミキリムシなので、間違って駆除しないように。というかカミキリモドキも駆除してほしくないですけど。この虫の被害はまったくもって大したことないですから。

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