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アダムスツノカナブン

2015/06/20


 韓国原産の小型のカナブンです。日本のカナブンよりも一回り小さく、オオセンチコガネくらいの大きさですかね。小型のカナブンなのに形態に大きな特徴があります。6肢がひじょうに長く、とくにオスの前肢はテナガコガネのように長いです。さらにオスの頭部先端にはシカのような角状突起があります。たいへんおもしろい虫です。



 オスです。ちっこいのにひじょうにアグレッシブで、危険を感じると中後肢4本を使って直立し、長い前肢を大きく広げて威嚇します。初めて写真を見た時は角のあるテナガコガネのイメージを抱きましたが、実物がとても小さいので驚きました。小さなカナブンでもこれほど個性的な形態をしているなんて、カナブン深いですね。



 オスの頭部を腹面側から見たところ。シカの角みたいでしょ? 頭部先端というか口吻の脇に角がある感じです。採餌のじゃまにならんのでしょうか。



 背面全体に白毛を生じ、前胸背板は白毛で模様が出来ています。



 今度は背面側から頭胸部をズームアップ。この角は類似品が少ないですね。個性的です。



 メス。地味だぁ。ほとんどまっ黒に見えますが、わずかに赤みを帯びています。まれにひじょうに赤みの強いメスもいるそうです。



 メスだって勇猛です。威嚇してますねぇ。指先サイズなのに。



 メスの頭部は先端がV字型に湾曲していて、多種と比べると個性的です。



 今回、2ペアを入手したのですが、1頭のオスは翅鞘も毛深くて全体的に白っぽく見えます。色合いにはかなり個体差があるようです。



 ちっこいのにこの広い飼育環境はどう? 低温を好むようですから、サイドにスリットのある大きめの平ケースを用意しました。低温育ちの虫は小さな容器で蒸れた場合、日本の夏には耐えられないでしょうからね。
 繁殖を狙いたいところですが、難しそうです。

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