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サツマゴキブリ3

2015/06/23


 本種が自然界で朽木に群れをなして穿孔しているという情報を得てから、クワガタムシの産卵セットを流用した飼育環境を仕立ててみたのですが、オオゴキブリのようにマットに潜ったり朽木をかじったりする気配はありません。本種は森林性ゴキブリ扱いしてもダメなのでしょうか。



 幼虫が10頭ばかり生まれていました。ゴキブリの中には、産んだ卵鞘を再び体内に戻して、幼虫を直接産むという生態のものがけっこういますが、本種もそれでしょうか。飼育下で繁殖に成功するのは喜ばしいことですが、マットの中に潜らないのであれば、この飼育環境では幼虫たちの発育には少々手狭になってしまいます。



 成虫と幼虫の比較図です。白枠内の写真は成虫と同じ写真から切り貼りしたもので、同じ尺度です。写真の右上のところにも幼虫の姿があります。



 飼い始めたころはなかなか採餌しませんでしたが、最近ようやく食べるようになって来ました。昆虫ゼリーもニンジンも、それなりに消費されています。
 幼虫が増えたことだし、マット&朽木のセットの飼育と、他の多くのゴキブリのようなドライな環境での飼育と2通りを用意してどちらが適切かやってみるのも良いかもしれませんね。

コメント
私のコメントで混乱させてしまいまして申し訳なく思います、奄美では確かに朽木の中に大量に発見したのですが、イメージとしては穿孔というよりは『隙間に詰まっている』でした。ですので住居兼餌というよりはシェルターもしくは越冬地としての朽木の利用かと思います。南国ですから暖かかったので曖昧にしてしまいましたが、時期はお正月でした。冬眠場所だった可能性があります。ただ、植生も南国ならではですので、木の種類によっては、あるいは…。
  • kawamura
  • 2015/06/24 12:57 PM
kawamura様。
生き物の生態というのはまだまだ不思議だらけです。
サツマゴキブリが朽木を食べるのかどうかという点も興味深いですが、オオゴキブリのような亜社会を構成するのか否かという点も注目してゆきたいところです。
じつは本日朽木やマットを使わないドライな環境も仕立てて、2通りのうちどちらが適切なのかを観てゆこうとしていたところです。明日、その記事を書く予定です。
これからも素人じみたバカなことをあれこれ試してゆこうと考えています。
またなにかありましたら教えてください。
いつもありがとうございます。
  • 筆者
  • 2015/06/24 2:57 PM
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