1_萌萌虫雑記帳.png

シロスジコガネ

2015/07/02


 愛媛県の知人の方が、今治市の大三島で採集したシロズジコガネを送ってくださりました。コフキコガネ亜科の仲間は、葉っぱ食いコガネとしては大型種を含み、これまでヒゲコガネ、コフキコガネ、オオコフキコガネ、クロコガネ、オオクロコガネは見たことがあるものの、シロズジコガネだけは未だに出会えない虫でした。
 ヒゲコガネは河川の近くを好むようですが、シロズジコガネの場合は海岸付近に多いようです。知人が瀬戸内の島で採集したというのはまさに道理ですね。

 以下、採集者より提供いただいた写真です。







 名称にもなっている前胸背および翅鞘の白い筋は白毛の列で形成されている。





 まるでけもののようにしっかりとした毛が観察できます。頭頂はカナブンのように角張っていますね。



 オスの触覚がひじょうに大きくなるのはコフキコガネ亜科の特徴です。





 筆者の手元に届きました! 初めて手にする憧れの虫。感動です。美しいです。
 触覚を下方にたたんでいますが、オスです。



 前中肢のクローズアップ。



 突然、狂ったように暴れ出しました。採集してから少し日がたっており衰弱しているとのことでしたが、めちゃくちゃ元気です。ギーギーと威嚇音を鳴らし続けています。



 ひっくり返りました。コガネムシは人の手のひらを上手に歩けません。



 腹面はフカフカの黄毛で被われています。



 なかなか利発そうな顔をしていますよ。



 飛び立って地面に着地しました。人の手から逃れたと思ったのか、とたんにおとなしくなりました。



 今のうちにしっかり撮影しておきましょ。



 飼育ケースに入れてやってもなかなか落ち着きません。これほど落ち着かないコガネムシも珍しいです。ずっとギーギー鳴いているので、体力を消耗しないか心配してしまいます。



 飼育ケースの中でも羽ばたいていました。海岸線に住んでいた彼にしてみれば、まったくもって住み慣れない場所に移動させられたわけです。不安なのも無理はありません。



 一緒に送っていただいたオオコフキコガネ、こちらもオスです。体形はシロスジコガネと互角ですが、頭頂が角張らず温厚な印象を受けます。オオコフキコガネは河川近くでたくさん見られますが、大三島ではシロスジコガネと生息域が重なるようですね。
 むかし海水浴に出かけた折りにも、海岸線でオオコフキコガネを見かけました。
 短期間のストックに終わると思われますが、例によって昆虫ゼリー飼育をしてみます。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM