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コオニタビラコ

2013/10/13


 筆者は小さなものが大好きです。ミニチュア模型だとか人形だとか。虫や小動物…。植物も小さなものにはつい目が行ってしまいます。幼少の頃は他の多くの子供たちと同じく昆虫少年で、植物にはあまり興味がありませんでしたが、虫を追いかけていると自然に植物とも親しくなり、かつまた虫探し視線だとおのずと小さな植物に目が行きました。
 わずか数ミリの小さな小さな花が咲いていると、なんだか感動してしまいます。世の中に虫や小動物よりも草花が好きな人の方が圧倒的に多いと思いますが、そういうお花好きな方たちにとって、ミニマムな花は駆除すべき雑草でしかないようです。カスミソウのように花は小さいけれど草丈は大きいものは好まれますが、本種のような地面にうずくまり、田んぼの畦道等で人に踏まれる運命にあるような植物が、お花好きの方たちに歓迎されることは少ないでしょう。

 コオニタビラコは、小さいけれど強烈な黄色を呈する花を咲かせる雑草です。比較的高湿度を好むようで、谷川縁や畦道に多いようです。筆者のうちの庭にも時々繁殖しますが、日陰になる時間の多い裏庭に咲くことが多いですね。



 七草がゆでお馴染みの春の七草の1つホトケノザとは本種のことで、なんでこのような名前の混同が生じたのかを筆者は知りません。本種はキク科植物で、もうひとつのホトケノザはシソ科になります。キク科のホトケノザ(つまり本種)が、食用として若葉を採集する春の七草であり、シソ科のホトケノザの方は食用にはなりません。食べても害はないとは思うのですが。


 ↑ 花の拡大。これが大輪の花であればお花好きの方たちにモテモテだろうが、現実は雑草として抜かれるか、道端で踏みにじられるかだ。

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