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アルカネット

2013/10/16


 ヨーロッパ南西部原産の多年草です。多年草と言っても枯れてしまい、春に再び芽吹きます。古くはヨーロッパでは若葉や花が食用にもされていたそうですが、じゃっかんの有害物質を含むことが判り今は食べないらしい。根っこは赤やピンクの染料に利用されていましたが、これもむかしの話しらしい。香りのある葉はポプリにされたり、花がサラダに散らされたり、切り花にされたりとかは今も行なわれているらしい。
 育て方は容易で、春に肥料をパラパラッと撒いておいてやるとドドーンと成長して花壇いっぱいに拡がります。青い小粒の花をたくさん付けるところが野花のようで筆者の好みなのですが、この植物自身はけっして上品なものではありません。その成長ぶりはほとんど猛威といった感じで、辺りの草花を脅かします。たくさんの茎が地面を這うように放射状に拡がって、周りの草花を蹴散らし、それから上に伸びます。辺り一面アルカネットの森になってしまい、他の弱々しい植物はどんどん虐げられます。花は小粒で可愛いのに、本体は暴れん坊で下品です。根っこのある場所からずいぶん離れたところまで這っていってそこから葉を茂らせます。


 ↑ 春、若葉が茂り始めたところ。

 5月頃から花が咲き、9月いっぱいくらいまで咲いています。小さな青い花が次々と入れ代わって咲き、長期間花が楽しめます。ただ、葉がひじょうに多く森のような茂みを作るので、花がなおさら小さく見えます。花数が多くなるので、それでなんとか咲いているなって感じがします。





 素直に上に伸びれば上品で可愛いのに、なんでこんなに茎を拡げるんでしょうかね。地を這う茎はすぐに太くなり、辺りの他の植物があればそれを押し倒してしまいます。近くに植えるのは木本類のしっかりしたものが良いでしょう。あるいはアルカネット単品で花壇を満たすとか。ただ冬場は枯れて花壇が寂しくなってしまいますけどね。
 葉や花を収穫してポプリとか作る方にはもってこいですね。採っても採っても茂りますから。


 ↑ 花壇からはみ出して茂っている様子。手前に見えるラベンダーの花が終わってしまってからでも、アルカネットは次から次へと花を付け続ける。

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