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コフキコガネ3

2015/07/11


 去年あたりから本種がめっきり少なくなったと感じるようになりました。代りにオオコフキコガネが増えてきているように思います。最近の気象変動でコフキコガネの仲間たちの棲息状況も変ってきているのでしょうか。大阪に住んでいる虫に詳しい知人の話しではまだよく見かけるとのことですが、筆者はなぜか見かけることがめっきり少なくなりました。



 今年最初のコフキコガネ。オスです。去年は雌雄1頭ずつを見かけたのみです。筆者が子供の頃、福井県の田舎で灯火に大量に集まっているのを目撃したことがありますが、あのような大発生はその後目にしたことがありません。淀川よりも南では大阪でも本種を見かけることは少なかったですが、淀川の北側いわゆる北摂にはたくさん棲んでいる、そんな認識がありました。



 先日、シロスジコガネを送ってくださった愛媛の知人の話しでは、四国にはコフキコガネはいないそうです。オオコフキコガネはいるようですが。本種の代りに九州以南に棲息するとされるサツマコフキコガネの亜種であるシコクコフキコガネが棲んでいるのだそうです。



 可愛い顔をしていますね。コガネムシ等とちがって毛が密生しているので、けものじみた顔だちに見えます。




 コフキコガネとサツマコフキコガネは極めて類似していますが、オスの触角の片状部がサツマコフキコガネではほとんど湾曲しないとのことです。ネットでサツマコフキコガネの写真を見てみましたが、筆者にはコフキコガネとの差異が判りませんでした。サツマコフキコガネとされるどの写真を見ても、オスの触角の片状部は多少は湾曲しているように見えます。
 目の前にいるコフキコガネは、なぜだか触角を拡げたままで、そのせいで湾曲の程度が判りません。ほとんど湾曲していないようにも思えます。
 それでふと思ったのですが、近畿のコフキコガネは急速に衰退しつつあり、サツマコフキコガネが北上して入れ代わっているのではないか。近年の日本の熱帯化は誰もが知るところですよね。目の前の個体もじつはサツマコフキコガネなのかも。そんな恐怖感みたいなものが、ふと脳裏を過りました。

 ネットでコフキコガネ 絶滅危惧のキーワードを検索してみると、群馬県でオオコフキコガネが、京都府ではコフキコガネとオオコフキコガネが絶滅危惧種になっていました。筆者の見る限り、京都府南部にはまだたくさんのオオコフキコガネが見られますけどね。

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