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カブトムシ10

2015/07/30


 7月10日。蛹化第1号はオスでした。アルビノカブトムシが2頭目が羽化を迎えたところですから、半月遅れていどですね。あとは前蛹とまだ幼虫のままのものが残っています。



 地表に作られた開放型の蛹室の中で無事に蛹化しました。このすり鉢状の蛹室では、カブトムシ特有の直立姿勢を維持できませんが、蛹化には支障がなかったようです。でも羽化になるとちょっと心配なので人工蛹室(と言っても単なるセルロイド筒)を用いることにします。




 裸蛹の造形美は蛹フェチにはたまらないですね。この姿もあと半月です。 



 プリンカップの底に蛹室を作って蛹化しているものがいました。これはメスの蛹です。



 やはり地中に蛹室を作った個体。今度はオスです。先ほどのメス同様、蛹室は斜めに寝ています。小さな個体のようです。



 7月24日。蛹化から2週間、オスの蛹が羽化しました。アルビノカブトムシと同様、夜中ではなく午前中に羽化を迎えました。



 おおむね羽化が終わりつつあるところで蛹室から取り出してみました。まだ尾端や翅が旧皮に覆われています。ほぼ完了しているように見えてもこの時点で無理やり旧皮をはがしてやると、羽化が失敗して死んでしまうこともあります。



 昆虫類はみんなそうですが、脱皮の際には呼吸器である気管も脱皮します。なので途中で人間が無理やり引っ張りだしたりしてはいけません。



 観察を終えたら再び蛹室に戻しておきます。それから10分もすると羽化は完了しました。



 当然ですが、アルビノとちがって目は黒いです。前肢の腿節がかなり赤いですが、時間が経っても黒くなることはないでしょう。



 25日。羽化翌日の様子。かなり赤みが強い個体ですね。まだ角が旧皮で覆われたままです。



 半月ばかり前に羽化したアルビノカブトムシと比べてみましても、あまり色の差異が感じられません。上の横向きの個体が今回羽化したノーマルタイプです。



 頭部腹面図。左がノーマル、右がアルビノ。アルビノは目がピンクです。



 日陰で撮影すると、アルビノの方が赤みが目立ちます。



 23日。早朝、野生のメスがうちの庭に飛んできました。昆虫ゼリーを与えると猛然と食べました。



 なかなか立派なメスです。繁殖には使えそうですが、すでに交尾を終えて産卵場所を求めて飛び回っていた可能性が高いと思います。裏庭の昆虫マットの使い古しをたくさん捨ててあるのを見つけたのでしょうか。うちの庭でカブトムシが自然繁殖したら、それはそれで面白いですね。ワラジムシやダンゴムシはすでに繁殖してますけど。
 せっかくなので、このメスも飼育動物に加えることにしましょうか。今のところメスが不足していますし。

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