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カブトムシ11

2015/08/04


 飼育中のカブトムシは月中にすべて成虫になりました。本来ならすでに繁殖が始まっているところですが、筆者は今のところ雌雄別々に飼育しています。メスは、先日最後に羽化した個体と、近くの森から飛んできた野生個体の2頭のみです。カブトムシをどっさり増やしても虚しいので、メスが2頭もいれば充分なわけですが、飼育中の幼虫たちが1頭を除いてオスばかりというのもなんか変です。育て方によって雌雄が偏ったりするものなのでしょうか。よく解りません。



 7月24日に羽化したオスは、羽化して数日は体が赤くてアルビノとあまり変わらなかったのですが、最近はすっかり色黒になりました。やっぱノーマルですね。



 7月27日に羽化したメスです。ちっこいです。右側のメスはうちの庭に飛来した野生個体のメスです。



 7月29日に羽化したオス。上記のメスと同様とても小さいです。この2頭はプリンカップの表面ではなく底に蛹室を作っていました。



 可愛い角ですね。この子は最初に羽化したオスとちがって羽化して地上に出てくるとすでに黒い体をしていました。翅鞘はまだじゃっかん赤みがありますが。



 40年くらい前にカブトムシを育てていた頃は、複数の幼虫を大きな容器で飼っていたのですが、大きな個体はすべて地中に蛹室を作り、小さな個体の一部が地表にすり鉢型の蛹室を作りました。でも今年は個別にプリンカップで飼育していたところ、アルビノ、ノーマル関係なく、大きな個体はすべて地表に蛹室を作り、小さな個体が地中に蛹室を作りました。
 この逆転現象は、大型の個体に関してはプリンカップでは地中に蛹室を作るのに充分なスペースがなかったけれど、小型の個体にとっては充分なスペースであったということが原因として考えられます。蛹化や羽化の様子を観察したいなら、幼虫の間は大きな容器ででっかく育て、蛹化が近づいたら500ccていどのプリンカップに移すと良いでしょう。ただ、すり鉢状の蛹室では羽化の成功率が低下する可能性があります。蛹化を観察したあと、蛹が色づいて来たら直径4cmくらいの筒で人工蛹室を作り、そこに蛹を頭を上にして収容した方がよいでしょう。



 今年になってからいただいた幼虫を育てたところ、蛹化及び羽化不全のオスが羽化しました。林業の現場にできる腐葉土の中にたくさんの幼虫が育っていたそうです。現場の腐葉土ごと幼虫をいただき、その腐葉土のままで羽化まで育てた結果です。
 蛹化不全で角が曲がってしまい、羽化不全で翅鞘がシワシワです。腐葉土の栄養価は充分であったようですが、蛹室作りには土が柔らかすぎたのかもしれません。



 見た目はよろしくないですが、彼が暮らしてゆく分には支障はなさそうです。

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