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ヒグラシ2

2015/08/06


 ずいぶん久しぶりに家にいながらヒグラシの啼き声を聞きました。朝夕数日に渡って聞こえていたので、近くの森で羽化した個体が啼いていたのでしょう。もう何年ぶりになるでしょうか。それ以降聞かれなくなったので住宅が増えたせいでいなくなってしまったのかと思っていました。
 で、ふと思ったのですが、セミは幼虫の期間が長いので、数年前にたまたま近くの森で孵化した幼虫が今頃になって羽化して啼き出したのかもしれません。ヒグラシの幼虫の期間はおそらく4年ほどだと思います。であれば今年無事に繁殖すれば次に声が聞けるのは4年後ですか……。オリンピックかよ。



 アメリカの17年ゼミは、17年に1度成虫が発生するそうです。他の年にも多少は発生しているのかどうかは存じません。日本のセミはヒグラシはもとより毎年たくさん発生しますが、その中の個体が別の地に飛来して繁殖した場合で、翌年からそこへセミが来ることがなければ、そこでは数年に1度だけ特定のセミが発生する、そういうこともあるかも知れませんね。



 ヒグラシは声も綺麗ですが、体の色合いも緑色を帯びていて美しいです。子供の頃、能勢のキャンプ場で初めてその姿を見たときには緑色に輝いているように見えました。



 ヒグラシは産地ごとに色彩に変異が見られるようです。高山のものほど黒っぽくなると聞いたこともあります。能勢山系であるこの辺りのヒグラシは美しい緑色です。



 腹面図。オスです。頭部や前肢は腹側から見ても緑色を帯びていますね。
 酷暑の折り、ヒグラシの啼き声は本当に清涼感があってすがすがしいです。奇跡のセミですね。

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