タイトル.jpg

ズアカオオアリ6

2015/08/13





 7月3日。依然として坑道部分を利用しようとしません。広いケース部分に慣れてしまったようです。坑道部分に営巣して、ケース部分を餌場として利用してくれるようになれば扱いが楽なのですが。でも飼育を開始した頃よりは落ち着いていて、フタを開けても逃げてゆかないですし、水や餌の交換にも驚いたりしません。



 幼虫たちもずいぶん大きくなりました。ひじょうに小さな幼虫も新たに加わっています。コロニーが順調に育つことを夢見て、管理を続けましょう。



 幼虫たちは飲み水を入れたボトルキャップの横に置かれています。もう長らくこの場所が幼虫たちの居場所になっています。



 飼育を始めて1ヶ月以上になるのに、いまだにワーカーが増えません。このアリは孵化した幼虫が羽化にいたるまでどれくらいかかるのでしょう。そこそこまとまった数のワーカーのいるコロニーに成長するまでどれくらいかかるのでしょう。



 7月12日。餌は、昆虫ゼリーと爬虫類用のドライフードや虫の死骸などを与えていますが、昆虫ゼリー以外は食べているのかどうだか判らないです。コガネムシの幼虫が爆発的に増えたので、少し失敬してきました。アリなら普通大喜びで餌にするはずなんですが。



 7月17日。ずいぶん久しぶりにアリたちが坑道部分に入っていました。幼虫たちも一部が運び込まれています。このまま坑道に居ついてくれないでしょうか。



 坑道の少し奥に女王もいました。坑道は最下層がケース部分につながっていて、そこから上へ向けて何層にもなっています。現在のところアリたちが利用しているのは最下層のみのようです。
 先日与えたコガネムシの幼虫はなくなっていました。食べた…んですよね、きっと。これまでレッドローチやコガネムシの死骸を与えたことがありましたが、食べた形跡は見当たりませんでした。コガネムシの幼虫の柔らかい体とモゾモゾ動く感じがお気に召したのでしょうか。



 7月20日。コオロギの幼虫を与えてみました。たぶん食べてくれるでしょう。生きたまま与えると跳ねまわるので、殺してから与えました。
 女王がまたまた坑道から出てしまっていました。ワーカーたちがまたせっせと幼虫を外に運び出しています。そしていまだに新しいワーカーが羽化しません。本種の幼虫は成長が遅く、コロニー化が遅々として進みません。



 8月12日。生き虫の代りに熱帯魚用のフードを与えてみました。
 それにしても新成虫が増えないですね。3月から飼っているのにいまだにワーカーは4頭のままです。幼虫が増えている様子もありませんし。ワーカーたちは今のところ元気にしていますが、今後どれだけ生き長らえるか判りません。けっきょく増えないまま死滅してしまうのでしょうか。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引

目次
無脊椎 等脚類 クモ サソリ
多足類 無翅類 直翅類 半翅類
膜翅類 鱗翅類 鞘翅類 コガネ
クワガタ 魚類 両生類 カメ・ワニ
トカゲ ヘビ 鳥類 哺乳類 絶滅
庭草 雑草 高山 飼育 ヒト
□ 飼育動物データ


     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>





サイト内検索

NEW ENTRIES

recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM