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セグロアシナガバチ3

2015/08/13


 ハチたちはいずれも元気にしていますが、相変わらず巣には寄り付かずケージの上に固まっています。ハチたちを逃がさずにフタを開けることはひじょうに困難です。少しフタを浮かして新しい昆虫ゼリーを放り込んでやることはできても、古いゼリーを回収することもできません。これではケージの中がゴミ溜めになってしまいます。なんとかしなければなりません。



 ケージの中のハチたちは、刺激しなければおとなしくしています。以前飼っていたスズメバチの例からすると、人の気配は感じているはずですが。余計な争いは極力避けるようにしているようです。



 それでもフタを持ち上げると、そこにくっついているハチが逃げ出す可能性は大きいでしょう。上フタ式のケージではハチの飼育は難しいです。



 ケージをゆっくりと90度回転させ、天井にあったフタが側面に来るようにしました。巣を載せていた木片は倒れてしまいましたが、ハチたちが巣は放棄してしまったようなので問題ないでしょう。



 ハチたちがケージの上に集まっている空きにフタを開けて、ケージの中のものを取り出すことに成功しました。



 ケージから取り出した巣は、ところどころカビが生えており、ワーカーたちによるメンテがなされていないことが判ります。
 巣の中には幼虫は見当たりませんが、まだ羽化していない蛹が残っているようです。羽化前の蛹のいる室には白いフタがしてあります。



 そのフタの1つをピンセットでつまんで破ってやると、中から蛹が出てきました。もう間もなく羽化を迎える成熟した蛹です。



 ハチの蛹は裸蛹なので、羽化直前のものになると成虫が薄い被膜に覆われただけといった感じです。



 蛹の腹面図(左)および背面図(右)。頭胸部はすでに色づいています。



 観察を終えた蛹は巣に戻しておいてやりましょう。巣はケージの中に戻しておきます。
 今後のハチたちの管理は、昆虫ゼリーを与えるだけで良いでしょう。本種がどうであるか解りませんが、一般にスズメバチの仲間はイモムシを捕獲して肉団子を作っても自分では食べず幼虫たちに与えると何かで読んだことがあります。つまり子育て中でないワーカーたちに生き虫を与えても無駄になるだけでしょう。与えれば肉団子は作るようですけどね。


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