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オオジョロウグモ

2015/09/01


 沖縄から届いた大型のクモです。2013年にうちの裏庭にジョロウグモがたくさん発生しましたが、あれもひじょうに大きなクモでしたが、本種はさらにデカいです。さすがは南の国ですね。タランチュラいわゆるオオツチグモの仲間ほどの威圧感はありませんが、もっと肉付きがよければタランチュラとサイズ的に引け劣りません。



 ジョロウグモの仲間は、古くはコガネグモ科に属していましたが、巣の形状が大きく異なることから今はジョロウグモ科として独立し、コガネグモ科と共にコガネグモ上科を構成しているようです。うちの周りでも頻繁に見かけるジョロウグモとはかなり趣が異なります。
 腹部がひじょうに細長く、黒いがっしりとした肢と相まって大型のカミキリムシのような雰囲気があります。



 肢が長いですね。レッグスパンは10cmを軽く越え、人の手のひらとあまり変わらないくらいに見えます。



 体長は45mmていどありました。ジョロウグモをはじめ多くのクモでは大きくなるのはメスだけで、オスはひじょうに小さいです。



 顔はこんな感じ。大腮が大きく鋭く、咬まれると痛そうです。



 覆面には黄色の細かい模様がありますが、これを見るとジョロウグモの仲間だなぁって感じがします。背面やプロポーションからは近縁種とはとても思えません。



 ペアです。オスがどこにいるか判ります? 見つけたら雌雄のサイズ差に驚愕してください。オスはもちろん繁殖には欠かせない存在なわけですが、進化の過程のどういった経緯でこれほどの性差がついたのでしょうね。大型のカブトムシやクワガタムシではオスの方がメスよりもはるかに大きくなるのが普通ですが。



 オスは単調な赤い色をしており、体長はわずか数mm。これで足が短ければアリンコと変わらないです。否、種類によってはアリの方が大きいものもいます。



 オスは巣を張らずに、メスの巣のすみっこにこっそりと同居しながら交尾の機会をうかがっているそうです。メスの巣は大きいものでは2mに及び、1つの巣には数頭のオスが同居していることもあるそうです。メス主体の逆ハーレム社会ですね。オス中心のハーレムを形成する動物はたくさんいますけど。
 大きな虫なので狭いケージでは飼えそうにありません。クモを狭い入れ物に閉じ込めて餌を与える飼い方もあるようですが。うちでは温室内に放し飼いにしてみようかと思います。巣を張ってくれるといいのですが。

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