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ルリチュウレンジハバチ

2015/09/01


 ハチの仲間は、肉食性や花蜜、樹液を食べるものが多く、営巣して子供を育てたり、子供が成長するのに必要な環境を整えてやったりするものが多いのですが、本種は成虫は花蜜を食べますが、幼虫が植物食で、食草を大群で食べて大きなダメージを与えます。まるで鱗翅類(チョウやガ)の幼虫のようです。筆者は今年コブシハバチの幼虫を飼育しましたが、その姿は蛾の幼虫にそっくりでした。



 筆者の家からすぐ近くの公園の植え込みに自生しているヤブカラシの花蜜を求めてたくさんの本種が群れていました。ルリ色の金属光沢が美しいです。



 コガネムシの仲間や熱帯雨林に済むクモなどには、派手な金属光沢のものがいますが、保護色の観点からするとこんなに目立ってどうすると思ってしまいますが、太陽の光を照り返す照葉樹の葉上ではメタリックカラーはかえって目立たないとも聞いたことがあります。



 このハチは珍しく人が接近しても臆することがありません。おかげでスマホをかなり近づけてカメラ機能を使うことができました。



 食事に没頭するハチはひじょうに無防備で、こういうところはスズメバチの大型種と似ています。むかしは樹液に集まるスズメバチのワーカーを大きめのピンセットで挟んで採ったりしたものです。小型のスズメバチやアシナガバチはなかなかじっとしていないので無理ですけど。
 本種も飼おうと思えば、まとまった頭数を捕獲するのは困難ではなさそうです。成虫の飼育は昆虫ゼリーでOKでしょうし、幼虫の食草を生きた状態でキープできれば繁殖も可能かもしれません。年に3〜4回発生するようですから、幼虫の期間も長くないでしょう。でも今から繁殖する幼虫は地中で蛹化するとそのまま越冬するでしょうから、飼育は長期戦になります。蛹の管理だけですけど。

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