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フクイラプトル

2015/09/08


 キタダニリュウの愛称で有名になった肉食獣です。アロサウルス上科に属する大型の恐竜で、発掘された骨格から全長4.2mと判断されていますが、これは成熟個体ではなく、成長するとさらに大きくなったとも言われています。
 映画「ジュラシック・パーク」シリーズで有名になったヴェロキラプトルよるもはるかに大きく、ディノニクスと比べても大きいです。大きな後足で2足歩行を行ない、前足は狩猟に威力を発揮したと思われる鋭い鉤爪を備えています。



 近年、ヴェロキラプトルやディノニクスが羽毛に覆われ、あまつさえ小さな翼を持っていたとする復元図が描かれるようになりましたが、小型のドロマエオサウルスについては、体温調節用の羽毛を蓄えていた可能性がなくはないと思います。しかしながら大型化するにつれてそれは失われたにちがいまりません。鳥類と共に原始的な獣脚類から分化したドロマエオサウルスの仲間にも羽毛を持つものも存在したかも知れませんが、優れたハンターとして特殊化大型化が進むにつれて羽毛やまして小さな翼など不要であるばかりか邪魔になったでしょう。



 フクイラプトルはひじょうに大型化した肉食獣ですが、ヴェロキラプトルやディノニクスの大きな特徴になっている後足の巨大な鉤爪は退化的になっているようです。後足にも武器を携えた中型の肉食獣とちがい、後足は巨体を支えるのに専念し、前足の爪や大きな口に並んだ牙を獲物を捕らえるのに用いていたようです。



 映画「ジュラシック・パーク」シリーズでは、ヴェロキラプトルが群れで行動し、絶妙なチームワークで獲物を狩るさまが描かれていますが、本種も高い社会性を発揮し、群れで暮らしていたのでしょう。



 博物館の解説にあるメガラプトル類の意味がよく解らないのですが、ヴェロキラプトルやディノニクスを含むドロマエオサウルス科の動物よりもさらに大型化したカルカロドントサウルス科のことを言っているのでしょうか。ドロマエオサウルス科の最大種とされるメガラプトルは、後足に鋭い鉤爪を備えていたとされていましたが、現在はそれが前足の爪だと判明し、もっと大きな肉食恐竜のものであるとされています。



 フクイラプトルの動く等身大模型はひじょうに精巧な動きをする素晴らしい模型でした。後足を動かして歩き回るところまではゆきませんが、前足も動きますし、まばたきもします。



 将来的には、歩き回るロボット恐竜も開発されるかもしれません。恐竜のDNAを解析してクローン恐竜を培養するよりも、ロボット恐竜の方が現実味を帯びている気もします。

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