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ナガコガネグモ

2015/09/15


 屋久島から届いたクモです。と言っても屋久島あるいは南西諸島特産のクモではなく、日本中どこにでもいる種です。ヨーロッパにも分布していますから、基本的には北方の虫のような気もするのですが、熱帯地方の生き物の北上とは逆に、南へ分布を拡げていった虫なのでしょうか。南西諸島では多くの小動物で亜種や地域変異型の分化が進んでいるのに、本種ではそれが見られないようです。それはそれで少し不思議な気もします。



 正面から見ると、やたら肢の長い小さなクモという印象を受けますが、肢も長ければ体もそこそこの大きさがある、日本のクモとしては大きな方だと思います。



 側面図はこんな感じ。腹部はコガネグモよりもかなり細長いです。



 背面図。腹部のバンド模様が綺麗ですね。コガネグモよりも明らかに腹部が長いです。メスです。体長が20mmを有に越える大きな個体です。



 飼育レイアウトは、高さのあるプラケースに適当な足場を作ってやるだけ。あとは自分で巣を張って居場所を確保するでしょう。巣さえ張ることができれば、生き虫を投入してやればそれを食べて生きて行くと思われます。
 本州では秋ごろから成虫が見られるようになりますが、南西諸島ではどうなのでしょう。成虫は秋のうちに産卵し、孵化した幼虫は卵鞘の中で越冬しますが、南の国に分布している個体は本州の冬を乗り切ることができるのでしょうか。

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