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ヒガンバナ

2015/09/24


 秋のお彼岸の時期に派手な赤い花を咲かせる、有名な植物ですが、日本では北海道から南西諸島まで分布し、田んぼのあぜ道や墓地などを彩ります。開花時期には節も枝もない花茎だけが地面からにょにょーっと伸長し、まるで線香花火のような花を咲かせます。有毒です。下痢や吐き気、最悪の場合注す神経が麻痺し、命が危険にさらされます。
 開花時期が終わると跡形もなく消え失せ、球根状態で休眠します。冬の間、細葉を伸ばして光合成を行ない、春には枯れて再び地上から姿を消します。
 たいへん美しい花で、筆者は大好きなのですが、そのミステリアスな生態と毒性、なにより彼岸の時期にだけ姿を現すことから、日本では敬遠されがちで、庭に植えたりする人はまずいませんよね。それでも群生して咲く様子はひじょうに美しく、観光スポットになっているところもあるようです。



 これは寝屋川の霊園で撮影したものです。お彼岸のお墓参りの時のことなんですが、霊園の手前の治水公園の土手に群生しているのを撮影したかったのですが、車を止める場所もなく断念しました。



 上から見た図。日本の花としてはひじょうに派手ですよね。太古のむかし稲作と共に大陸から渡ってきたという説もあります。



 長い雄しべがまつ毛のようです。



 白いのは改良品種だと聞いたことがあります。ヨーロッパでは本種は園芸植物になっていて品種改良も進んでいるんですね。アルビフルラの名称で逆輸入されています。



 改良品種よりも野生の原種の方がボリュームがあって綺麗ですよね。ヒガンバナのボリュームをそのまま残して花の色だけ変えるのは難しいのでしょうか。



 ひとつひとつの花が小さいので、1つの花茎から6つの花が外を向いて放射状に並んでいる構造がよく判ります。ヒガンバナも同じ構造です。



 むかし、某所の線路わきに自生している白いヒガンバナを見たことがありますが、あれもアルビフロラの逸走し自生したものだったのでしょうか。また、黄色いヒガンバナとしてショウキランがありますが、日本の野山に自生しているショウキランとは別物のようです。
 白や黄色のヒガンバナの球根を一昨年にいただいて植えておいたのですが、去年もそして今年も花が咲きませんでした。冬場は葉が出るのですが。球根がもっと太らないとダメなのでしょうか。

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