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ワラジムシ8

以前に「マダラサトワラジムシ」の項目で記述しておりましたが、読者からのご指摘によって調べましたところ、ワラジムシの赤まだら変異型であることが判明しましたので、「ワラジムシ」とタイトルを改めることにしました。なお記述内容は変更しておりません。

2015/09/24


 飼育中の等脚類(ダンゴムシやワラジムシの仲間)6種類の中でもっとも元気なのが本種です。うちの庭にも棲んでいますから、気候的にもうちが合ってるのでしょうね。食欲、繁殖力ともに旺盛で、最近では日中でも餌を与えると食べに来ます。餌にすぐに反応するようになったのは最近のことです。



 熱帯魚用のフレークに寄ってきたところ。無心に食べています。



 給餌すると餌の匂いに気づくのでしょうか、多くの個体がせわしなく駆け回り始めます。これはシェルターの木片を持ち上げた時も同じ反応なので、餌を感知したからかどうかはよく判りません。ただ、餌を見つけた個体は躊躇せずに食べ始めます。



 チビだって負けていません。これまでワラジムシの飼育でこういう光景はあまり見たことがないので、おとなたちに混ざって幼虫も堂々と採餌するのを見ると、ワラジムシの社会性みたいなものを感じます。下等動物と思われがちですが、飼育環境や餌への馴化が観察できるので、あるていどの学習能力はあるみたいですね。

コメント
最近ワラジムシに興味を持ち、色々調べているうちにこちらで興味深い記事を書かれているのを拝見し書き込ませて頂きました。
マダラサトワラジについてですが、繁殖させて幼虫まで育てられているのは大変貴重な記録ですね。
ただ、ムシナビで以下のような解説を見つけてしまいました。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-waraji.htm
調べ始めて最近知ったことですが、帰化種のワラジムシは偽気管という腹側下部にある白く見える器官が2対(4個)だそうで、日本在来種のトウヨウワラジムシ類(サトワラジムシ含む)は5対(10個)あるそうです。
ちなみに私が飼育している山奥で採ってきたワラジは5対(細く白い線が左右に5本ずつありました。)で、帰化種の普通のワラジは白い楕円が左右に2個すつでした。
記事のワラジが在来種であれば5対のはずなのでぜひ確認されてみてはいかがでしょうか?
もし在来種であれば、帰化種の中で単体で混ざっている意味について、研究対象になるくらい興味深いことですね。
  • tori
  • 2015/12/02 12:51 AM
tori様。
たいへん貴重な情報ありがとうございます。
生物の帰化の問題はひじょうに難しいですね。日本は島国なので国境ということでは閉塞的だと考えられがちですが、諸外国との貿易が活発なので、小さな動物たちはやすやすと国を出入りしています。
このことは生態系にとっては脅威なのでしょうか? 人間以外の生物にとっては国境の概念はありませんので、同じ日本の国内でも生物の移動は帰化と同じことでしょう。
庭にいるワラジムシたちもどこから来たものやら疑わしいものです。うちは山の中に住んでいますが、家の木材は当地のものをすべて使っているというわけではないですし、いろんなところからいろんな虫が紛れ込んできて住んでいるのでしょう。

ワラジムシの帰化種か在来種かについては、教えていただいた情報に従って調べてみますね。
何か判りましたら、記事にして記載いたします。
  • 筆者
  • 2015/12/02 11:50 AM
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