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マルカメムシ2

2015/10/06


 最初の観察から半月ほど経ちました。そろそろ新成虫が増えている頃かなと思って同じクズの茂みに出かけました。今回は、なんと羽化直後の成虫を見つけたのですが、悔しいことにその画像を誤って消してしまったのです。真っ白で真珠のように美しかったのですが。思い出しても残念でなりません。 



 成虫はひじょうに地味な色合いをしています。筆者は子供の頃にこの虫と遭遇して、坊さんの袈裟だか首に掛けているやつだかみたいな色だなぁ、と思いました。その形にも仏教色を感じました。



 仏教色のカメムシも拡大してみるとなかなか綺麗です。明るい茶色に黒っぽい点刻がたくさんちりばめられて、あの独特の色合いが演出されているんですね。
 本種はもちろん飛ぶことができますが、羽が見当たりません。まるで甲虫の仲間のようです。これは小盾板が大きくて腹部背面を覆っているせいです。別項で記述したオオキンカメムシなんかもそうですね。甲虫類では小盾板はひじょうに小さく、前翅が硬くなり背中を覆っています。



 毛むくじゃらの幼虫は、これでけっこう保護色効果があるのかもしてませんね。



 幼虫が葉脈に口づけしています。お食事中ですね、きっと。



 茎に群がるマルカメムシ。前の観察から半月経ちますが、いまだにほとんどが幼虫です。



 成虫を側面からみたところ。けっこう体高がありますね。



 このクズの茂みには、本種のほかにもホシハラビロヘリカメムシも目立ちますが、あの虫は日陰を好み、本種は日向が好きなように見えます。また、ホシハラビロヘリカメムシもまだまだ幼虫が目立ちます。現在いる新成虫やこれから羽化を迎える成虫たちは、成虫の状態で越冬し、来年には繁殖に加わることでしょう。

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