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ローズマリー

2013/11/01


 たいへん有名なハーブですね。シソ科です。シソ科植物にはハーブが多いです。これがハーブだとは知らなくてもその名は聞いたことがあるのではないでしょうか。ローズマリーの名は、属名のロースマリヌス(学名:ラテン語)の英語表記ですが、海の露という意味があるそうです。地中海沿岸に分布する常緑性低木で、立ち木になるタイプと匍匐するものがあります。乾燥させた葉あるいは生葉が香辛料となるほか、病気や乾きに強い立ち木は垣根にも利用されているそうです。
 筆者の庭にも4種類ばかりのローズマリーを植えましたが、ハーブとしての利用よりも、細長い独特の葉や、白くて上品な花が可愛くて植えています。耐寒性の種を選んだのですが、小さな苗を植えてから2年経ちますが、なかなか立派に育たないです。垣根にするつもりもないのでいいんですけど。


 ↑↓ アープローズマリー。テキサス州アープで作出された耐寒性の強い強健種で、マイナス20度程度まで耐える。


 アープローズマリーは、植えた翌年の春に20cmていどの背丈でたくさんの花を付けました。淡いブルーの花が可愛かったです。しかしその翌年3013年にはあまり生育しませんでした。


 ↑ シシングハーストローズマリー。耐寒性で細身のローズマリー。イギリスではポピュラーな種で、料理にもよく用いられる。

 シシングハーストは、筆者の庭では他の植物との競合に負けたのか、植えた翌年に花を咲かせたものの2013年には姿が見えませんでした。アルカネットやチェリーセイジの猛威に萎縮してしまったのかもしれません。今度見つけたら強豪のいないところに植え替えましょ。


 ↑↓ フォータブルーローズマリー。半耐寒性木本。コンパクトな半匍匐性のローズマリーで、優しくうねって育つ枝が魅力。


 フォータブルーは半耐寒性ということで、冬場は雪が積もることもある筆者のところではちょっと心配したのですが、けっきょく一番元気に成長しました。半匍匐性であることから、石垣から垂れ下がってもいいかもと思って庭の外縁部に植えたのですが、ヒョロヒョロと上に伸びて立ち木になっています。今後どのようになるでしょうか。


 ↑ 2013年現在のフォータブルー。今のところは立ち木状だ。


 ↑↓ ミスジェサップローズマリー。耐寒性の立ち木。直立性で生け垣にも向いている。


 ミスジェサップも元気に成長しています。2013年現在で1メートル弱ていどに伸びましたが、立ち木と言うわりには幹が頼りなく、庭のフェンスに寄りかかっています。見た目フォータブルーとちがいが判りません。


  ↑ 2013年現在のミスジェサップ。今のところあまり立ち木らしくない。

 ローズマリーは、日本では名前の認知度が高いわりにはそれほどポピュラーな植物ではありませんよね。日本の野山でもシソ科植物はそれほど多くなく、すぐに名前が挙がるのはシソや雑草のホトケノザ、ヒメオドリコソウくらいのもの。日本では、バラ科やキク科の植物の方がずいぶん幅を利かせています。ところがヨーロッパに行くと、バジル、ミント、セージ、レモンバーム、ラベンダーとシソ科植物だらけです。筆者の家の庭にもハーブを導入してからシソ科植物がずいぶん増えました。香り豊かだぜ。ハーブは虫が付きにくいと聞いたのですが、ハチやハナムグリがよく訪れるようになり、なぜだかバッタやコオロギ、カマキリまで棲み始めました。楽しすぎです。嫁さんが言うには野鳥もずいぶん庭に立ち寄るようになったらしい。
 幅のない小さな庭でも、植物たちは器用に繁殖してそれなりの植生を形成し、なかなか楽しい生態系ができるものです。

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