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マンモス

2015/12/01


 ひじょうに有名な化石動物ですね。哺乳類の仲間でも最大級の大きさを有する長鼻目ゾウ科の仲間で、さらに下位の分類ではゾウ亜科アジアゾウ族マンモス属となり、現生のアフリカゾウよりもアジアゾウに近縁の仲間です。現生のゾウはアフリカゾウ属のアフリカゾウとマルミミゾウ、アジアゾウ属ではアジアゾウと、計3種しか生き残っていませんが、系統的にはアフリカゾウ属の方がマンモス属よりも古くなります。



 マンモスとひと口に言っても、マンモス属に属する動物にはいくつか種類があるわけで、古いものでは約500〜400万年前にアフリカに生息していたそうです。新しい種ではシベリアや北海道で化石が見つかっているケナガマンモスがおり、数千年前まで生存していたらしいです。ケナガマンモスは約1万年前の子供の死骸が凍結状態でほぼ無傷で保存されているのが見つかっています。北アメリカで発見されたインペリアルマンモスは肩高が4.2mで、これはアフリカゾウの3.9mを上回ります。インペリアルマンモスは大きなものでは牙の長さが肩高を越えて5m近くに達したらしいです。最小種はコビトマンモスで肩高1m、北極海の島で見つかっています。小さな島に隔離された動物が小型化する例はたくさんあります。
 マンモスというと、巨大なゾウというイメージをお持ちの方も少なくないと思いますが、現生のアフリカゾウを上回るようなものはそれほどいませんでした。ケナガマンモスで肩高3mほど、日本でも化石が見つかっているナウマンゾウと同じくらいです。
 マンモスは、人類と時代を共にした動物です。猿人から原人そして新人とヒトが進化し、文明社会を築き始めた頃まで生存していました。人類は古くは1万年前くらいにすでに石造建造物を残しているそうですから、マンモスを家畜として使役したり食したりといった共生関係を築いた民族も存在したかもしれませんね。

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