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スズメ2

2016/01/05


 今年は今のところ異常なほどの暖冬で、10月末の冷え込みに比べるとかなり高温です。ここ数日は筆者の住まいのある山間部でも15℃近くまで気温が上がり、しばしばそれを上回ります。スズメたちもひじょうに元気です。



 スズメは、日本では典型的なシナントロープです。ヨーロッパからアジア、東南アジアにかけてのたいへん広い地域に分布しているので、他の国々ではどうなのか分かりませんが、日本ではたいてい人里に依存していて人跡の絶えた野生ではあまり見られません。



 筆者が当地に越してきたのは10年あまり前のことですが、その頃は更地ばかりで人家が少なく、スズメの姿はあまり見かけませんでした。その後どんどん家が建ち始め、それに比例するようにスズメの数も増えてまいりました。



 ところが、スズメばかりか様々な野鳥も増加傾向にあり、そのことはスズメたちにとってはけっして住みやすい条件ではないようです。なので街中のようにそこここにスズメの姿があるというわけではなく、局所的あるいは時間ごとに群れていることが多いです。



 うちの近所でよく見かける野鳥と言えば、ヤマバト、ヒヨドリ、メジロ、チドリ類、カケス類、ツバメなどですね。ムクドリはあまり見かけません。ムクドリは大群を成すので、住みだしたらイヤだなという気もします。他の鳥たちも寄り付かなくなりそうですし。更地が多い頃はヒバリもひじょうに多かったですが、今はあまり見かけなくなってしまいました。

 シナントロープ:人里や田畑に棲息し、人間と一方的に共生関係を築いている生き物たち。ゴキブリやニホンヤモリ、ツバメもそうです。彼らは手つかずの野生よりも人里に棲んでいます。ムクドリなどは日中は山に餌を求め、夜になると安全な人里に帰ってくるという生態が見られます。
 意外なことに、カモメもシナントロープなのだそうです。筆者が幼いことには、クマネズミやドブネズミ、アブラコウモリなどがたくさん人里に棲んでいて、それらを狙うアオダイショウと共に日常的に見かけるシナントロープでしたが、最近はほとんど見られなくなりました。アオダイショウは森の中でも元気に生活しているようで、人里近くにはシマヘビの方がよく姿を現します。
 都会暮らしだとゴキブリに悩まされますが、筆者のご近所にはクロゴキブリは今のところいません。極まれに森林性のオオゴキブリを目にすることがあります。ニホンヤモリについては、身近な隣人でして、たまに幼体が誤って家の中に侵入します。

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