ナガコガネグモ10
2016/01/19
今年は暖冬で、現在のところ最低でも1℃、高い時には10℃かそれ以上の気温になります。常温で管理している屋久島産のナガコガネグモはまだ生きています。
18日。気温8℃。ケージの上部の防虫シートにくっついていましたが、フタを開けると巣の方に移動し、例の威嚇行動をとりました。動きは弱々しく、おかげで写真が撮りやすかったです。
本種は成虫で越冬する習性はないと思われますので、本来なら冬の前に死去しているはずですが、暖冬の影響かまだ生きながらえています。つい先日は近所でジョロウグモの生体を見つけました。
腹部にある糸疣のズームアップ。寒いと動きが緩慢なので写真が撮りやすくていいのですが、かといって衰弱しているような感じは見受けられません。
間もなく今年一番の寒波がやって来るそうですから、さすがにそれは乗り切れないかもしれませんね。