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ハニーサックル

2013/11/09


 蔓性の多年草で耐寒性も高いです。ヨーロッパから北アフリカが原産で、日本のスイカズラの近縁種です。スイカズラは常緑ですが、本種は残念ながら冬には落葉してしまいます。成長が早く春から夏にかけてどんどん緑色の茎を伸ばし、庭のフェンスを覆って行きます。ウリ科のツル植物やアサガオのようにはフェンスに巻きついてくれないので、ピローンと伸び散らかした茎を無理に曲げてフェンスにからめようとして何度へし折ってしまったことやら。緑の茎はかなり脆弱ですぐに折れてしまいます。でも翌年には木質化してしっかりとしてきます。


 ↑ 小さな苗を植えて最初の年の様子。長い茎を伸ばしている。

 スイカズラは知名度が低くないわりには意外と目にしない植物で、それを見慣れている人にとっては珍しいと感じないかもですが、筆者にとっては葉や茎がとても特徴的に見え新鮮味がありました。しかしなんと言っても本種の特徴は花です。つぼみからすでに個性的です。


 ↑ つぼみ。 ↓ ふくらんだつぼみ。


 ブドウの実のような質感で、細長いつぼみはまるで花実のようで、この時すでにたいへん綺麗です。しかし花が咲いて明るいオレンジの花弁や長い雌しべが現れるとさらに美しく目を奪われます。植えた翌年からよく花を咲かせましたが、2年目の春以降はひじょうに花数が増え、見事でした。



 庭の東側と西側に2株植えたのですが、東側の苗はひじょうに成長がよく、2年目になるとフェンスを覆う様子がかなり様になってきたのですが、西側の苗はあまり枝を付けず現在もしょぼい感じです。花数もたいへん少ないです。これは日照条件の違いによるものかとも思いましたが、植物によっては厳しい西日の方がむしろよく育っているものが少なくありません。
 けっきょく生育状態の差異は、種類のちがいによるものであると後で気づいたわけでして、東側のものがゴールドフレームハニーサックル、西側のはハニーサックル・セロチナでした。上の4枚の写真は前者になります。


 ↑ 2年目のゴールドフレームハニーサックル。

 では、西側のハニーサックル・セロチナの方を見てみましょう。下の写真が2年目の様子なのですが、まだ枝が少なくフェンスをほとんど覆っていません。



 ハニーサックル・セロチナの花は白っぽく、花弁の裏側のワインレッドとのコントラストが鮮明です。2年目に至るも花数はひじょうに少なかったのですが、年を重ねてもっと茂ってくると花も増えるでしょうか。期待したいところです。


 ↑ ハニーサックル・セロチナの花。

 ところがセロチナの方は、花が終わると真っ赤なみずみずしい実を付け、それがひじょうに綺麗です。気のせいかもしれませんが開花時期も短く、早々に実になってしまいます。ゴールドフレームの方は花は派手ですが実がなりません。


 ↑ ハニーサックル・セロチナの果実。↓ 熟した果実。


 2種のハニーサックルの購入先のショップにいただいた簡単な解説書には、ローズとの相性が抜群と書いてあったのですが、これはどういうことでしょう。バラと一緒に植えておくと互いに絡み合って成長し、互いに引き立て合うのでしょうか? 偶然ですがセロチナの方はスイートブライアーローズという野バラの一種と隣接して植え、一緒にフェンスにからみついていますが、現在のところ両者ともキッパリ言ってしょぼいです。今後の成長に期待するとしましょう。

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