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オオホシカメムシ2

2016/03/01


 平地でも時おり見かけることがある美しいカメムシです。ネットで調べますと食草としてアカメガシワという植物の記載がよく見受けられますが、モモや柑橘類の果実にも集まるようです。細長いからだは20mmていどあり、本州のカメムシとして大型です。



 越冬中の成虫を10頭ほど送っていただきました。カメムシの仲間はよく群生しますが、筆者は本種については群生状態を見たことがありません。野山をこまめに探索しないせいなんですけど。本種も集団で越冬する生態を有しているのでしょうか。



 送っていただいた状態を見る限りでは、しっかりと場所を選んで体勢を整えて越冬に臨むタイプではなさそうです。食草のアカメガシワは落葉樹なので、その落ち葉に紛れて適当に冬をしのぐような越し方をしているのではないでしょうか。



 三角頭は水生カメムシのようです。小楯板から前翅の付け根あたりの形状もタガメっぽい、と感じるのは筆者だけでしょうか。



 軽く加水したミズゴケに入れて送っていただきました。このまま春まで管理できますね。うちで数年前に飼っていたモリアオガエルの冬眠を思い出しました。昆虫類の冬眠に水分の必要性を考慮したことがない筆者としては、勉強になりました。こうしておけば冬場でも気温が上がった場合、ミズゴケの水分を吸うことができますよね。



 成虫で越冬する虫の場合、春はいつごろから活動しはじめるでしょう。現在でも10℃以上あれば緩慢ながら動き回るようなので、今月中には餌を用意して通常飼育の状態にするのが良いかもしれません。

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