プロイスビロードカナブン5
2016/03/19
筆者にとっては未知のカナブンで繁殖はほとんど期待していなかったのですが、1頭の幼虫が順調に終令まで育ちました。
秋以降は観察することもなく、ビンに入れたまま温室で管理していたのですが、久々に覗いてみると大きく成長した幼虫が出てきたので感動しました。
幼虫のサイズは、日本のカブトムシのそれよりも少し小さいくらいですが、頭部はかなり小さいです。体は大きくてもこういうところがカナブン的です。
終令幼虫まで育てることよりも、蛹化そして羽化が難関です。これまでにもそのプロセスで失敗した例が山ほどあるので、これからが正念場です。といってもマットの湿度の管理くらいしかすることはないのですが。これまでの経験から湿度過多にならないように気をつけたいと思います。