大型トカゲの飼い方

 大型のトカゲの仲間で、一般家庭でも飼いやすいのは、テグーやモニターの仲間です。ただし種類や個体差でなかなか人に馴れないものもあるので、専門店に相談してみると良いでしょう。
 大型トカゲを飼育する最も重要な条件は、飼育者がどれだけ動物に馴れているかということになると思います。爬虫類は初めてという方でも動物との接触が平気な人は、いきなり大型トカゲやワニ、巨大ニシキヘビをたいへん上手に飼ってしまったりします。
 テグーやモニターの仲間は肉食です。小型の肉食獣とちがって、生き虫ていどの餌では飼えません。そこそこのサイズのネズミや鳥などを与える必要があります。ただし、生きてなくてもよいので、餌は冷凍ストックしておくことができます。
 大型の肉食獣を上手く飼うには、動物がどれだけ人間に馴れるかが鍵になります。基本的には小さな子供を買ってきて、よく世話をやき人間にベタ馴れするように育てます。
 子供の間はたいへん警戒心が強いですが、飼育環境に馴れて落ち着いてくると、人の手から餌を食べたり、人を見ると近づいてきたりするようになります。ここまではけっこう簡単にクリアでき、ショップにいる間にすでにここまで馴れている個体もすくなくありません。
 しかしこでだけではダメです。大人になって大型化したトカゲを安全に飼うには、人に触られても平気で、抱きかかえたりできるくらいにする必要があります。でないとケージを掃除したり水を換えてやったり恐くてできません。

 テグーやモニターを人に馴れさせるためには、子供の頃は小さめのケージで飼い、餌を人の手から食べるようになったら少しずつトカゲに触るようにします。竹製のピンセットでマウスをつまんでトカゲに与え、餌に食いついたら反対の手でトカゲののどのあたりに触れる、これを繰り返します。触れている間ピンセットをしっかり握って餌を奪い取られないようにします。
 少しずつ触れる面積を増やして行き、そのうち手に乗らないと餌が取れないように、手のひらに餌を乗せて与えたりしてゆき、やがては給餌以外の時でも触られることに馴れさせてゆくのです。

 飼育者の努力次第で大型トカゲは大変よく人に馴れ、リード(胴輪)をつけて家の中に放しておくような飼い方も可能になります。完全に戸締まりができて絶対に逃がさない自信があるなら、リードなしで放し飼いもできます。180cmていどの水槽にしっかりとしたフタができるなら、基本的には生体をその中に入れたままの状態で飼い、飼育者の好みで出して遊んだりすることができます。
 小型のワニの仲間も上手に飼えばよくなつきます。ただワニには大きなプールの設備が必要ですが。

 大型トカゲ類は、多くの地域の条例で飼育が規制されています。市役所等に問い合わせ、危険動物の飼養に関する条例について教えてもらい、飼育許可を取得しましょう。頑丈で鍵がかかるケージに収容する等の条件があり、お役人が飼育状況を確認しに家まで来て写真を撮り、有料で許可証を発行してくれます。ツリーモニターの仲間は小型でおとなしいのに、オオトカゲの一種というだけで危険動物扱いしている地域もあり、お役所仕事の愚かしさが伺えます。
 それでも専門店にゆくと、じつにたくさんの大型トカゲが市販されています。子供で売られている場合が多いですが、いずれ大きくなることを考慮し、お店の人によく相談して購入しましょう。あと、グリーンイグアナの子供なんかがホームセンターのペットコーナーで安価で売られていたりしますが、このトカゲはひじょうに大型化するうえに上手く育てないと獰猛で手に負えない猛獣と化します。お店の人も知識がなかったりするので、買わない方が良いです。
 そしてこの獰猛な動物はオオトカゲ類ではなくイグアナ類なので、危険動物の指定を受けることもなくたくさんの子供が市販されています。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

本著の読み方
最初に目次(↓)を表示させ、各項目を
クリックして記事をお読みください。
記事は基本的に上から順番に読みます。

サイト内検索

萌萌虫雑記帳


姉妹サイト:ももれつ

姉妹サイト:ももにゃん


ヘビのサイト



recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM