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ヒロズキンバエ

2016/080/08


 本項は当初ルイキンバエとして記載しておりましたが、専門家のご教授により、ヒロズキンバエと判明いたしました。専門家の方も当ブログの写真から判断するしか種の同定の手がかりがありませんので、ヒロズキンバエの可能性があるという表現でご指摘いただいております。
 筆者も最近になってハエにはひじょうに多くの近縁種が存在することを知った次第です。
 なお専門家のコメントは、次項のコメント欄をご参照ください。

2016/05/07


 ハエの仲間は人間にとっては害虫の代表のようなイメージがありますよね。アブの仲間と共に双翅目を形成しますが、雑食性と高度な運動能力、高い繁殖力を持ち、人間の生活に肉薄しています。人間の食べるものの多くをハエも好み、繁殖は腐った動植物の体内で行なわれます。動物の死骸や田畑などに捨ておかれた腐敗した果実などが、ハエの繁殖する温床となり、彼らは生活史を通して人間の近くにいます。
 たくさんの種類のハエの中には、様々な動植物に寄生して暮らすものも多く、大型の野生動物の周りを飛び回り、体にたかり排泄物に集まるという、嫌われ者の生活をしています。
 筆者もむかしは、家にいても街路や公園でもハエを見ないのは冬期くらいのものでしたが、最近は犬糞や腐敗物、ネズミの死骸等の放置も激減し、ハエを見ることが少なくなりました。



 なつかしいですね。キンバエです。しかも体長が1cmほどある大型のものです。人間の暮らしと密接な種が多いクロバエ科の中でも青や緑、黄色の金属光沢を有するものを総じてキンバエと呼称しますが、その中でも青緑色の光沢が美しく大型のハエです。



 種の同定は、正直言って万全ではありませんが、色や大きさ、翅の付け根よりが黒ずむことから、ルリキンバエだと思います。



 ご承知のとおりひじょうにすばしこい虫ですから、生きた状態で観察するのが難しく、とりあえずペットボトルに閉じ込めました。ペットボトルのポリ容器越しの撮影になります。この状態でしばらく飼ってみようと思います。餌は、昆虫ゼリーで良いでしょう。ほかにも虫の死骸や果物などを入れてやっても良いですね。



 双翅目の由来でもある2枚翅(後翅が痕跡的になる)は、翅の退化ではなく飛翔時の高い運動性能を発揮するための進化です。とても素早くしかも長距離を飛び回ります。ですので、たとえ1匹でもそこそこ大きな容器で飼う必要があります。
 今回は、500ccのペットボトルを用意しました。あるていどの湿度と足場に加湿したミズゴケを小量入れ、餌の昆虫ゼリーは小片をペットボトルの口から落としてやります。
 ペットボトルの口にはスポンジを突っ込んで通気性を確保したフタにします。これで給餌の際にもハエを逃がしてしまうことはありませんが、古くなった餌を取り出すのは少々困難です。ペットボトルを逆さにして、落ちてきたものを細い棒などで掻きだします。
 ペットボトルの下から4分の1辺りをあらかじめ切断しておいて、ハエを上方に追い込んでボトルの底を抜いて掃除するのも良いと思います。

 今回は、繁殖は狙っていませんが、持ち腹のメスであれば、飼育中のヘビの餌であるピンクマウスでも入れておけば、そこに産卵しウジがわくでしょう。その場合、マウスの死骸の腐敗臭に悩ませられることになります。キンバエがたくさん増えても憂鬱なので、やっぱ繁殖はやめておきましょう。

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