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ギフチョウ4

2016/05/10


 チョウの幼虫の飼育は、短期間で劇的な変化が見れておもしろいです。これまでにもあれこれ飼ってまいりましたが、彼らの変貌ぶりには今でも感動させられます。



 5月5日。充分に育った3令幼虫です。ほんと見るたびに大きくなっています。



 これまでは気づきませんでしたが、本種の幼虫にもアゲハチョウのそれと同様の臭角があるようです。普段は頭部と前胸の間に収納されていますが、危険を感じると突出させ、異臭を放って敵をひるませます。内部に液体を詰まっていて、角に液体を送り込むことによって角が膨らんで伸長します。なので胸部を指で押して無理やり出させることもできます。でもアゲハチョウの幼虫に比べると小さく、臭いもきつくありません。



 脱け殻。写真ではトゲトゲに見えますが、触れると柔らかいです。ただ、虫サイズの防御用には役立っているのでしょうね。



 ところで、前項で書きましたように、食草の鮮度を保つためのちょっとした工夫を披露したいと思います。高さ2〜3cmの浅く偏平なタッパのフタに十数ヶ所、カッターナイフで穴を開けます。穴のサイズは5〜7mmていど。適当でいいです。それに水を満たしてケージの底に敷きまして、食草であるウスバサイシンの茎の部分を穴に刺してゆきます。餌用にストックしてある切り葉はジプロックに入れて冷蔵庫に保管してありますが、それぞれの葉の短い茎の部分をタッパーの穴に挿入するわけです。



 1つの穴に2〜3本の茎を刺せますから、かなりたくさんの葉を収容できます。ケージが食草で埋まりましたが、これでも全ての葉がタッパーの中の水に届き、鮮度を保つことができます。
 これまでの茎部分を加水したティッシュで包んでラップで巻く方法よりも簡単ですし、鮮度を保つのも効果的です。
 最初にタッパーの加工をするのが面倒ですけど、1個加工するのに20分もかかりませんでした。カッターで切るのは見栄えがよくなく、専門工具で綺麗な丸い穴を開けてもよいのですが、丸い穴よりも四角い方が複数の茎を刺しやすいです。また、軸の太い葉に流用する場合にも四角い穴の方が便利なので、見た目がよくなくてもカッター加工の四角い穴をお勧めします。

 食草の鮮度を保つ方法については、飼育観察採集のところにも詳しく記述します。


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