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ヒメマルカツオブシムシ

2016/05/17


 キク科植物の花上でよく見られる小さな甲虫です。テントウムシのように丸っこい体に、美しい模様を持ちますが、体長約3mmととてもちっこいです。



 成虫は、キクやヒメジョオン、マーガレットなどの花に集まり、時にかなりの大群を形成しますが、じつは花に飛来する個体はすでに繁殖を終えた者たちなのだそうです。



 こんなに小さいのに年1化性で、幼虫の期間は300日を越えます。幼虫は乾物や動物質の繊維といった乾いたものを食べて育ち、羽化すると間もなく繁殖に加わり、そのあと花に飛来して食事を始めるのだそうです。普通は羽化後にまず採餌、それから繁殖でしょう。それか成虫は採餌せず繁殖後早々に死去するか。繁殖後にモリモリ食べ始めるのも不思議な話しです。



 幼虫は乾物や衣類の害虫として駆除の対象となり、成虫は園芸家などに嫌われ、これまた駆除されます。人からずいぶん憎まれています。そして小さいのに年1化性。よく見かけるありふれた虫なのに、意外な生態に驚かされます。
 写真中、下にいる茎に隠れた虫はアリ。

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