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リュウキュウツヤハナムグリ8

2016/05/17


 幼虫たちがようやく蛹化を迎えました。冬場は20℃に設定した温風機で加温してある温室に収容し、冬眠させなかったのですが、冬の間に蛹化あるいは羽化に至るようなことはありませんでした。幼虫の時期の長さは積算温度によって決定されるとよく言われますが、加温しておくことで期間が大幅に短縮されるようなことはありませんでした。



 まだ幼虫のままという個体はごくわずかで、マットの中からは多数の蛹室がゴロゴロ出てきました。蛹室はこのサイズのハナムグリとしてはかなり脆く、2つばかり壊してしまいました。



 蛹化してそれほど経っていない蛹です。



 裸蛹の場合は、やはり腹面図が見応えありますね。翅や6肢、口器の様子までよく解ります。



 蛹室から出してしまった蛹は、以前に使用した園芸用品のオアシスで自作した人工蛹室に収容しておきます。オアシスは加水し、タッパーに入れてそれごとラップで包んでおきます。



 もう1頭の蛹は、タッパーに昆虫マットを詰め、指でくぼみを作っただけの簡易蛹室に収容しました。これでも羽化を迎えることができるか実験です。
 蛹室から出された蛹は、ダニや菌類の浸食を受けやすくなります。適切な湿度の維持も難しくなります。人工蛹室は観察に便利ですが、リスクも大きくなることを知っておくことが重要です。要するに、できればあまり使わない方がよいってことです。クワガタムシやカブトムシの飼育のベテランは、人工蛹室を多用し、その方が安全であえあるようですが、熟練の技というやつですね。すごいです。

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