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ツバメ

2016/05/24


 ツバメは春から夏にかけて人里で見られる渡り鳥です。寒い季節は南方の地方に移動し、春になると日本の人里に帰ってきて繁殖します。彼らはおそらく自然環境に営巣することはほとんどなく、人工物しかも人が暮らしているすぐ近くで子育てをします。スズメなどと共に古来より人と共に暮らしてきた生き物の1つですね。
 彼らが人工物に巣を作るのは、近くに人がいるおかげでカラスなどの天敵が近づきにくいからなのでしょう。
 筆者の家から最寄りの駅にも、むかしから毎年たくさんのツバメが巣を作ります。今は雛たちが少し育ってきていてとてもにぎやかです。



 親鳥の尻尾が見えます。雛に餌を与えているところですね。



 こちらは親鳥の接近を察して鳴き声をあげる雛たちです。巣はいずれもひじょうに高い場所にあるので、スマホではなかなか良い絵が撮れません。



 巣から少し離れたところで休んでいる親鳥。たまには休憩も必要です。
 ご存じのようにツバメは素晴らしい速度で飛翔し、急旋回も自由自在です。空中で飛んでいる虫を捕獲し、川面を飛びながら水を飲むことができるそうです。
 巣作りには、きめの細かい泥が必要ですし、巣立ちした雛たちは河原の葦の茂みなどで集団就寝するそうです。なので、人里と言えども川から遠くなく虫がたくさんいるようなところが理想です。条件さえそろえばかなり都会化の進んだところでも見ることができます。

 筆者の知人で野鳥に詳しい人の話しでは、人がツバメの巣を熱心に観察する様子をカラスが観察し、そのことがカラスにツバメの巣の在り処を教えてしまう結果になることもあるそうです。

 ツバメやスズメは人と共に暮らしてきた野鳥ですが、筆者の住むところでは住宅が増えて空き地が減るにつれて野鳥が増えてきたというおもしろい現象が見られます。とくにメジロやウグイス、名前は知りませんが紺色の大きな鳥なんかが急増中です。ツバメやスズメ以外の鳥たちもまた、就寝や子育ての安心を求めて人里に集まり、日中は近くの野山に採餌に出かけるという傾向があるようです。
 春先からセミが啼きだす季節までは、ウグイスの声に昼寝を妨げられることもあります。空き地が減ったせいで少なくなってしまったのがヒバリですね。草原で営巣する彼らは、住宅地からは遠のいてしまいました。

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