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ヒメギフチョウ6

2016/05/24


 少し前から飼い始めたギフチョウたちは、すでにすべて蛹になっていますが、ヒメギフチョウの方もそろそろその時期が近づきました。両者は近縁の種ではありますが、本種の方が少しだけ成長が早いようです。もっともギフチョウの場合は、餌食いの最盛期に1度餌の供給が間に合わなかったことがあり、そのことが彼らの成長を遅らせた可能性もありますが、餌がすっかりなくなっているのを見つけ次第すぐに新しい葉をよういしてやりましたから、成長にそれほど影響はなかったと考えています。



 5月20日。葉の消費ペースが目立って落ちました。そろそろ前蛹を迎える個体が出てきた証拠でしょう。



 いました。ヒメギフチョウの前蛹です。体を支えるための糸を胴体に回しています。



 こちらの前蛹も体を支える糸がよく見えます。



 5月23日。最初の蛹を発見。ギフチョウのそれと比べると緑色が鮮やかですが、これは蛹化してあまり時間が経っていないからなのかもしれません。



 体を支える糸はどこへやら。たまたまといった感じで葉に粘着しています。
 ギフチョウもそうでしたが、本種も蛹化の姿勢はかなりいい加減です。これまで筆者が飼育してきたアゲハやジャコウアゲハは、前蛹の段階できちんと頭部を上にして直立姿勢を維持し、それが蛹にまで確実に継承されますが、ギフチョウやヒメギフチョウでは、前蛹の段階ですでに、葉の裏側に水平にぶら下がったり、葉上に横向きや逆さにくっついていたりと様々です。蛹化の時にさえ体をきちんと固定できていれば、蛹自体は適当に転がっている状態でも大丈夫のようです。地表に転がった状態の蛹から無事に羽化できるのかどうか心配な気もしますが、胴体に回した糸で体を直立姿勢に維持している蛹はむしろほとんど見られません。
 蛹化を終えた個体もいるかと思えば、まだひじょうに小さな若令幼虫も何頭か残っています。それらのために食草は用意しておきましょう。

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