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コガタスズメバチ2

2016/05/31


 うちのベランダにスズメバチが巣作りを始めました。でっかいトラジマのハチはまさしくスズメバチですが、こういうところに営巣するのはオオスズメバチとも呼ばれるいわゆるスズメバチとしては珍しいです。結論から申せばコガタスズメバチだったわけですが、発見者の嫁さんは、洗濯物から1メートルほどしか離れていないところにでっかいハチが巣を作っているということで、ずいぶん怖がっていました。怖がって当然です。コガタスズメバチと言えども刺されれば重症を負います。



 5月22日。初期巣ですが、すでに10ばかりの室があります。



 側面図。



 ライトを当てて夜間に撮影しています。女王は室の裏側に潜り込んで休んでいます。



 5月23日。早朝から作業を始めていました。ワーカーたちが羽化するまでは女王単独で巣作りと育児を行なうので大変です。



 スズメバチそのまんまの面構えですね。女王なので体格も充分にあって、誰でもスズメバチと思い込むことでしょう。室の中にはすでに卵が産みつけられています。



 幼虫が孵化するまでに、外壁作りを急がねばなりません。最終的にはトックリを逆さにした形状まで女王ひとりで仕上げますが、あの形は恐らく鳥などの敵の進入を阻むためのものでしょう。



 筆者が見守る前で、せっせと外壁を造っています。コガタスズメバチはじつはかなり温厚なハチです。とくに女王は身の危険を顧みずに攻撃してくるようなことはありません。



 5月25日。外壁が最初よりもかなり深くなりました。働きバチより働き者です。



 最初は怖がっていた嫁さんも、見ているうちに情がわいたようで、羽菜(はな)と名前を付け、時々観に行っています。もちろん物干し作業もこれまで通りです。



 巣の中の卵の様子。幼虫は外敵に狙われやすいので、初期巣の完成を急がねばなりません。

 5月26日。羽菜ちゃんの姿が朝から見えず、けっきょく夜になっても帰ってきませんでした。
 その後も羽菜ちゃんは姿を現わさず、巣作りの材料を調達している時に、人間によって駆除されてしまったか、鳥にやられたかしてしまったようです。
 温厚なコガタスズメバチと言えども、ワーカーたちが増えてくると、巣の近くにいるのは危険を伴います。可愛いけど今後どうしようなんて心配していましたが、羽菜ちゃんが帰って来ないので心配はなくなりました。とても残念です。

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